神社訪問記ホーム(都道府県の選択)北海道の神社にもどる

勇払恵比須神社(北海道苫小牧市勇払)

作成日 平成26年9月24日
よみ  ゆうふつえびす じんじゃ
参拝日  平成25年7月19日(金)
所在地  苫小牧市勇払138番地1 (北緯42度38分4.8秒  東経141度43分39秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP  北海道神社庁 恵比須神社
祭神  恵比須神
由緒  村社。 苫小牧市webにある「市指定民俗文化財 勇払恵比須神社奉納品31点」(http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/files/00003700/00003718/ebisu%5B1%5D.pdf)によると
勇払恵比須神社は、江戸時代初期に商場(あきないば)関係者によって建立され弁天社、1821(文政4)年以降に場所請負人山田文右衛門によって創建された 龍神社が、1875(明治8)年、内務省通達により蛭子神社(えびすじんじゃへ)へと合祀され、さらに1952(昭和27)年、現在の名称に変更し、今日に至っている。 (後略)
 「勇払地区の総鎮守社である勇払恵比須神社に、明治初めの神仏分離による神社の統廃合により各社の奉納品が収納保存された」といふ。
 昭和32年に海岸近くにあった旧地から現在地に移転してゐる。
雑記  JR勇払駅から北西に300mのところにある。勇払駅は、昭和37年にこの場所に移転した。苫小牧港の掘削により日高本線の迂回 が必要になり付け替へられてゐる。もとは海岸に沿ってゐた。
 御祭神は一柱となっているが、弁天社や竜神社の神は忘れられてしまったのだらうか。参拝時は宮司さんは出かけられてゐて御朱印はいただけなかった。


平成25年7月19日撮影

平成25年7月19日撮影

平成25年7月19日撮影 拝殿内には扁額がいくつか掲げられてゐる。 右から「辨財天」「覧鶴」「樽前大権現」「住吉丸」。住吉丸は、勇武津場所請負人「山田屋山田文右衛門」の持ち船である事から 北前船の航海安全を祈願して弁天社に寄進したものであろう、としてゐる。

拝殿内の「樽前大権現」、向拝の「恵比須神社」

平成25年7月19日撮影 社殿の左側

平成25年7月19日撮影 説明札には、「石造り「円形方位付手水鉢」 花崗岩製八方位付き。文久4年(1864年)正月吉日。願主、勇払場所請負人 山田文右衛門、支配人 山田仁右衛門の奉納。 同型のものが釧路館内浜中町(竜王殿)にある。」とある。

・01.06.30 北海道神社庁北海道の神社URL更新


inserted by FC2 system