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霧多布神社 (北海道〈釧路〉浜中町霧多布)

参拝日 令和3年6月1日(火)
作成日 令和4年1月29日(土)
改訂日 令和6年2月20日(火)
よみ  きりたっぷ じんじゃ  
所在地 〈釧路管内〉厚岸郡浜中町霧多布東四条一丁目 (43度4分40.27秒 145度7分57.86秒)
 地図:地理院地図(ズームレベル15)
    いつもNAVI(ズームレベル13)  
地図  参拝当時の地図です。最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。
地理院地図、東西 290km×南北 270km の範囲の地図です
・東西290km 南北270km
印:当社位置


地理院地図、東西 1.6km×南北 1.3km の範囲の地図です
・東西 1.6 km × 南北1.3 km、
印:本殿の位置
・上図は原寸大を71%に縮小表示
HP等 ・北海道神社庁 北海道の神社 霧多布神社
祭神  大綿津見神(おおわたつみのかみ)
 大物主神(おおものぬしのかみ)
 厳島姫神(いつくしまひめのかみ)
由緒  村社
 北海道神社庁webには次の様に載ってゐる(1)
由来 霧多布神社は大綿津見神・大物主神・厳島姫神を奉斎しこの3神は松村留治郎・吉田毎太郎の両名が先代より漁業の祈願のため私祭したもので、当時神社のなかった霧多布の人々が協議の上、村民の幸福と漁業の繁盛を祈ろうと、明治36年神社創立社号公称願いを提出し、明治37年道長官の許可のもと無格社霧多布神社と称した。明治40年社殿社務所の御造営がなり、大正9年村社に新しく列せられる(内務大臣より)。昭和23年宗教法人霧多布神社となる。昭和38年社務所改築完成する。平成3年新社殿御造営完成し、平成4年新社務所が完成するとともに境内整備工事も完成し、平成5年社殿・社務所等御造営奉祝祭並に記念式典開催、平成の御大典を記念する大事業が完成し、境内は面目を一新しますます浜中町の総鎮守として氏子崇敬者の心のよりどころとして、親しまれる神社となり今日に至っている。
雑記  最寄駅は根室本線浜中駅で北北西(343°)へ9.3km、道程11.4kmで、同線茶内駅も同程度の距離で北北西(303°)へ10.3km、道程12.5kmの所にある。浜中町役場は南南西へ0.2km余(道程0.7km)の所にある。

 参拝後は霧多布岬へ行った。季節違ひなのか感染症蔓延のためか、駐車場に車が一台。50年前に訪れた、襟裳の春は何も無い……、を思ひ起した。

写 真  (拡大写真は新しいタブ又はウインドウで開きます)
写真1
写真1 拡大 (1280×960)

鳥居は平成三年十月に長寿を記念して奉納されたもの。

社号標背面には歌が記されてゐる。
いのりみて誠の道を歩みなば
  神の恵みぞ うるほひにける
     社号標建立に当りて
          宮司 熊谷 晃
昭和十一年九月十五日建設と刻まれてゐる。八十数年を経てゐるがとても綺麗だ。

写真2
写真2 拡大 (1280×960)

写真3
写真3 拡大 (1280×960)



写真4
写真4 拡大 (1280×960)

斜め横からみた社殿

写真5
写真5 拡大 (1280×960)

拝殿内

写真6
写真6 拡大 (1280×960)

社前から鳥居方を望む

写真7
写真7 拡大 (1280×960)

境内社、中央奥に忠魂碑。本社に向って右手にある。

向って左:稲荷社
向って右:三吉神社

写真8
写真8 拡大 (1280×960)

忠魂碑

背面に「舊幕府會津藩士 設計作工者 清水篤嘉知守数」「大正五年十月建之」とある。

碑の後方には、「戦没者名鑑」として戦没者氏名・死亡場所・死亡年月日が記されてゐる。背面には次の様に記されてゐる。
本忠魂碑は大正五年十月五日、日清、日露の戦役で戦没した方々を祀るために当時の在郷軍人浜中分会が役場裏に建立した。その後、昭和三十八年十月一日に現在地に移設したものであります。ここに祀られている戦没者の慰霊祭は建立以来毎年十月五日に盛大に実施され今日に至っております。太平洋戦争終結後三十七年を経過するに至り、ここに祀られている戦没者の名も年々忘れられがちになってきたので、これら戦没者百八十七柱の名を刻み、永遠の平和の願いをこめ、史実として後世に伝えるため、ここに名鑑を建立するものである。
  昭和五十七年十月五日建立
        浜中町遺族会
   昭和三十七年にロシアで無くなった方が、少なくとも、お二人ゐらっしゃった。

御朱印
御朱印 拡大 (680×960)


出典・脚注
  1. 令和4年1月17日閲覧 北海道神社庁 北海道の神社 霧多布神社

改訂記録
  • 令和06.02.19 ページ内の配置変更(スマホでの閲覧に配慮)。

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