ホーム > 北海道 > 釧路管内 > 釧路市 |
厳島神社 (北海道〈釧路〉釧路市米町)
参拝日 令和3年6月2日(水)
作成日 令和4年2月19日(土) 改訂日 令和6年2月18日(日) |
いつくしま じんじゃ
| 〈釧路管内〉釧路市米町(よねまち)1丁目 (42度58分19.04秒 144度22分20.02秒)
| 地図:地理院地図(ズームレベル15) いつもNAVI(ズームレベル13) 参拝当時の地図です。最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。
|
HP等
| ・北海道神社庁 北海道の神社 厳島神社
| ・Wikipedia:厳島神社 (釧路市) ・当社HP 釧路國一之宮 厳島神社 祭神
| 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
| 阿寒大神(あかんのおおかみ) 金刀比羅大神(ことひらのおおかみ) 秋葉大神(あきはのおおかみ) 稲荷大神(いなりのおおかみ) 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ) 海津見大神(わだつみのおおかみ) 元 県社
| 北海道神社庁webには次の様に載ってゐる(1)。
いただいた栞には次の様に記されてゐる。
祭神について 阿寒大神について、栞には次の説明がある。
「いずれもクスリ場所時代から明治初期に釧路に移住し街づくりに励んだ先人たちが国元や職業の関わりからお祀りし、今日に至ったものです。」 境内社 御得稲荷神社(おんとくいなりじんじゃ)について
旧地の場所:42度59分21.91秒 144度22分36.03秒 地理院地図(神社記号が未だ残ってゐる) googleのストリートビューには寿一丁目に鎮座してゐたころの画像が残ってゐる。 ・2012年(平成24年)5月の画像:社殿正面、社殿側面 境内社 釧路護国神社(くしろごこくじんじゃ)について
雑記
| 最寄駅は北北東(20°)へ2.2kmの所に根室本線釧路駅がある。
| 釧路では太平洋炭鉱が平成14年に閉山し、釧路コールマイン(株)が引継ぎ年30万トンの生産をしてゐる。令和2年には(株)釧路火力発電所が営業運転を始めたが、石炭は年に20〜25万トンとバイオマスで11.2万kWを発電すると云ふ。発電効率は55.1%で地産地消だと云ふ。(2) 発電効率は俄には信じられないが、地産地消は運搬にかかる二酸化炭素排出は減らせる。北電では真冬に発電量が不足してゐるから貴重な発電に違ひない。カロリー当りの価格もLNGの半分以下と経済性にも優れる。出炭量の見通しも立ってゐるのだらう。順調に稼働してほしい。 釧路では、炭鉱は閉山するし、日本製紙釧路工場は事業撤退するし、基幹産業は何だらうか。心配なところ。 円空仏が当社にある。重陽の節句のみに拝観できると云ふ。豊浦町の洞窟に安置されてゐたが寛政十一年(1799)に像に「くすり乃たけこんげん」とある事から釧路の地に置かれるやうになったと云ふ。 苫小牧の錦岡樽前山神社では正月と例大祭に公開しレプリカを市の博物館に展示されてゐた。 |
写 真 (拡大写真は新しいタブ又はウインドウで開きます) |
写真1 拡大 (1280×960) 社頭 社号標 ・向って左は「縣社嚴島神社」、 側面に「北海道釧路市鎮座」「陸軍中將三宅一夫書」、 背面に「奉獻 昭和十一年九月十日 氏子總代人 渡邊□七」 ・右は「釧路護国神社」、 側面に「北海道知事 町村金五謹書」、 背面に「昭和四十五年八月三日建立」とある。 |
写真2 拡大 (1280×960) 社殿正面 向って右への舗装は、護国神社(写真6)への道 |
写真3 拡大 (1280×960) 社殿正面 現社殿は昭和二十七年に造営された。 |
写真4 拡大 (1280×710) 社殿側面 |
写真5 拡大 (1280×960) 拝殿内 |
写真6 拡大 (1280×960) 護国神社 社殿に向って右前に「明治天皇御製」碑がある 「戦いの庭に斃れしますらをの魂は御國をなほ護るらむ」 背面には「奉納 昭和四十五年八月吉日 釧路市遺族会 釧路地区連合遺族会」 |
写真7 拡大 (1280×960) 斜め前からみた護国神社 向って左手の建物は本社(写真3)の一部 |
写真8 拡大 (1280×960) 境内社 向って 左は稲荷社(鳥居の根本が残ってゐる)、 中央は御得稲荷神社、 右は龍神 |
写真9 拡大 (1280×960) 境内社 御得稲荷神社(写真8の中央) |
写真10 拡大 (1280×960) 行啓記念碑 写真右は表、左は背面。社殿に向って左手奥(ここから港が見える)にある。 表の書は「海軍大将有馬良橘(りょうきつ)敬書」とある。有馬良橘は明治・大正・昭和天皇の信任篤く、明治神宮宮司も務めた。 背面には「奉迎 攝政宮殿下 大正十一年七月十七日」とある |
御朱印(本社) 拡大 (1380×960) 「紫陽花」とあり、参道には青い紫陽花の造花が飾られてゐた。月末までに咲くのだらうか。社頭に近い民家では桜が満開だった。 |
御朱印(護国神社) 拡大 (675×960) |
御朱印(龍神) 拡大 (675×960) |
御朱印(御得稲荷) 拡大 (660×960) |
出典・脚注 改訂記録
文頭へ移動 ホーム(神社訪問記) |