一、由緒
開拓神社は開道七十周年に当り北海道開拓に偉大な功績のあった物故開拓功労者の御霊をお祀りし、永久に尊崇申上げたいという、
時の北海道長官石黒英彦の提唱によって昭和十三年八月十五日に現在の地に御鎮座になりました。その後昭和六十三年御鎮座五十年を記念して
拝殿が御造営されました。
| 二、御祭神 北海道開拓の功労者 三十七柱
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| 武田 信廣 命 鈴鹿甚右衛門命 吾妻 謙 命
松前 慶廣 命 井上 長秋 命 佐野孫右衛門命
佐藤 信景 命 松前 徳廣 命 伊達 邦直 命
村山 伝兵衛命 田崎 東 命 黒田 清隆 命
松田 傳十郎命 鍋島 直正 命 小林 重吉 命
本多 利明 命 島 義勇 命 永山 武四郎命
伊能 忠敬 命 松川 弁之助命 岡本 監輔 命
高田屋嘉兵衛命 続 豊治 命 伊達 邦成 命
栖原 角兵衛命 下國 安藝 命 東久世通禧 命
最上 徳内 命 清水谷公考 命 田村 顕允 命
近藤 重蔵 命 早川弥五左衛門命 岩村 通俊 命
間宮 林蔵 命 松浦 武四郎命 依田 勉三 命
中川 五郎治命
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三、例祭 八月十五日 エゾ地を北海道と改称した日
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| 北海道の厳しい自然条件を克服しての開拓は、先人の艱難辛苦の足跡ぬきには考えられません。近年とみに経済の発展により、
開拓に心血を注がれた御功績が都もすると忘れがちになった今日、この偉大な御事跡をしっかりと見直し開拓の精神を受継ぐ使命があります。
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