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紅葉山神社 (北海道夕張市紅葉山)

参拝日 平成30年6月27日(日)
作成日 令和元年6月25日(火)
追記日 令和6年4月5日(金)
よみ  もみじやま じんじゃ  
所在地  夕張市紅葉山500-1 (北緯42度56分16.31秒 東経142度2分22.57秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI  
地 図  参拝当時の地図です。 (最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。)
地理院地図、東西 1.13km×南北 0.94km の範囲の地図です
・東西 1.13 km × 南北 0.94 km、
印:本殿の位置
HP等  ─
祭 神  天照皇大神宮(あまてらすおおみかみ)
 大山祇之大神(おおやまつみのおおかみ)
 草野比賣大神(かやのひめのおおかみ)
由 緒  夕張市史には次のやうにある(1)
紅葉山神社  明治三十七年に建立され、大神宮(祭神天照大神)を奉祀している。初め高台(現在稲荷社祠のあるところ)に建立されたが、昭和五年ごろ現在地に奉遷された。毎年九月十二、十三の両日に祭典が行われている。
 なお十三里神社(祭神天照大神)久留木神社(祭神不詳)が合祀されているが、これは終戦直後多くの神社を一つにまとめるようにというGHQの指令に基づいたものであるが、合祀の年月日は不明である。
雑 記  石勝線新夕張駅から東北東へ0.3km、道の駅の北東隣にある。

 当社は、神社庁包括下の神社では無いから、社地も狭く、社殿も小さいかと想像してゐたが、どうして、広い社地に大きな社殿が建ってゐる。どうやら、北海道の神社はかういふ例が多いやうだ。

 祭神は、向拝に「紅葉山神社御祭神」として三柱が記されてゐたので、それを転記した。「かやのひめのおおかみ」は夕張神社では、「鹿屋野比売神」としてゐて何故か漢字表記が違ふ。
 他に、灯籠が二対。昭和貳年九月奉納と、昭和五年九月の年記のもの(後の再建か)、手水鉢が昭和六十年九月建之とある。

 かつて、当駅(当時は紅葉山駅)から登川支線があり、昭和56年7月に廃止され、同年10月石勝線が営業始め、新夕張駅と改称された。当社北西側を通ってゐた線路は100mほど北西へ移ってゐる。
 登川支線は7.6km先の登川駅が終点で、この駅名・地名が頭にあるので、夕張神社の旧称が登川神社と知って、少々混乱した。「登川」とは駅のあった辺りに限定された地名では無く夕張市域全体をさすことから、旧称を登川神社としたやうだ。

写 真  (拡大写真は新しいタブ又はウインドウで開きます)

写真1


写真2


写真3


写真4


写真5  御本殿


写真8  拝殿内


写真6  「明治開道 百年記念碑」「昭和四十三年九月吉日 氏子一同」とある


写真7  鳥居と社殿の間にある狛犬、昭和四年六月建之、とある。もう一対の狛犬が鳥居近くにあり、氏子一同により平成二十一年十一月建立とある。


出典・脚注
  1. 増補改訂 夕張市史 下巻 昭和五十六年三月発行 第三節 各地区神社 p.626
  2. 増補改訂 夕張市史 下巻 昭和五十六年三月発行 第二節 夕張神社末社 p.623

改訂記録
  • 令和06.04.05 ページ内の配置変更(スマホでの閲覧に配慮)。 写真に番号を附した。 誤字訂正:写真6の(誤)祈念→(正)記念

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