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又見神社(千葉県香取市香取)

作成日 平成23年4月21日
追記日 ────────
よみ  またみ じんじゃ
所在地  香取市香取1480番地(北緯35度53分10秒、東経140度31分21秒)
HP  ─
祭神  天苗加命(あめのなえますのみこと)
 武沼井命(たけぬいのみこと)
 天押雲命(あめおそくものみこと)
由緒 鳥居の脇にある石碑には次のように刻されてゐる。
又見神社 御祭神は天苗加命「香取大神の御子神」にして武沼井命「鹿嶋大神の御子神」 相殿に天押雲命「天児屋根命の御子神」を奉祀す 当社は香取神宮の摂社にして 御祭神に因みて往古は若宮「この地名今は若久と記す」と申せしがこの地に遷座せるを以て 又見の宮と称するに到れり
昭和四十五年八月一日  建之
紫山真雄謹書
白鳥龍角 刻

 社殿に向って右側に石室がある。又見古墳である。神社拡張と社殿再建時に主体部分が露出したといふ。 また、社殿の下には石棺が一基あり、同一古墳内の埋葬施設の可能性もあるといふ。7世紀中葉の築造 と考へられてゐるが、古墳の形や大きさは判らない。
参拝日 平成22年8月1日(日)
雑記  石室が露出してゐるとは思ひもしなかったから、社殿右側の平らな地面の下に埋ってゐるのだらうと思ひつつも、 これが石室かも?と思ひ写真を撮ってゐた。広報かとり(平成20年9月15日号掲載) をみて、これが石室と確認できた。
 現在の社殿は江戸時代に建てられたといふ。当時は、保存には余り気を遣はなかったのだらうか。 祭神から推測すると香取神宮と大いに縁がありさうなので大事にされても良いのだが。


平成22年8月1日撮影

平成22年8月1日撮影

平成22年8月1日撮影、石室


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