氷川神社大鳥居再建について
氷川神社大鳥居は昭和四十一年京王電鉄(株)が高尾山麓に乗入れる際、既設両部鳥居を移転、土地の取得等の謝意として、案内川の氷川橋脇に鉄筋コンクリート製大鳥居を建造奉納されました。
しかし、建設されて四十年余外的要因により構造物の強度劣化が著しく、崩落の危険性が危惧されたため、「安全確保を第一優先」に平成十三年七月氏子の皆様に惜しまれ乍ら撤去されました。
本年一月総代新年顔合会の折り、新鳥居建造を提案し賛同を戴きました。
これに伴い八王子市関係行政機関との協議も好意的に御賛同を戴き再建を決意致し(株)アシザワに発注し本年八月竣工に至りました。
材質は耐久性があり半永久的な強化プラスチック製工法にて建立致しました。
再建にあたり予算が千五百万円程度見込まれ、広く関係町会・氏子の皆様のご協力を仰ぐ事がより意義あるものと考え、十二町会長並びに氏子の皆様にご協力を切にお願い申上げました結果、協賛者九百余名、総額六百万円余の尊い後協賛を戴きました。
氷川神社として、これを永久に残し後世に伝えることが協賛者各位に報いる事と考え別掲協賛御芳名者板を建立する事と致しました。
ここに氷川神社及び氏子一同のご繁栄とご発展を祈願致します。
平成十七年十月一日
氷川神社 宮司 小松恒盛
同 責任役員
同 責任役院
同 総代 二十二名 一同
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