ホーム(都道府県の選択)東京都の神社にもどる

穴守稲荷神社(東京都大田区羽田)

作成日 平成24年3月25日
追記日 ────────
よみ  あなもりいなりじんじゃ
所在地  大田区羽田 5-2-7 (北緯35度33分1.7秒  東経139度44分59.3秒)  ゼンリン地図
HP  穴守稲荷神社  Wikipedia
祭神  豊受姫命(とようけひめのみこと)
由緒  頂いた略記によると、 
社殿に云う。文化元年の頃(西暦1804年頃)鈴木新田(現在の空港内)開墾の際、沿岸の堤防しばしば激浪のため 害を被りたり。或時堤防の腹部に大穴を生じ、これより海水侵入せんとす。ここにおいて村民等相計り堤上に一祠 を勧請し、祀る処稲荷大神を以てす。これ実に当社の草創なり。(中略)昭和二十年八月終戦にのぞみ、敗戦と云う 未曾有の大混乱の中、米軍による羽田空港拡張の為、従来の鎮座地(東京国際空港内)より48時間以内の強制退去を 命ぜられた。同年九月、地元崇敬者有志による熱意の奉仕により境内地七百坪が寄進され、仮社殿を復興再建。現在地 (大田区羽田五丁目二番)に遷座せり。
爾来崇敬者各位の協力により、社殿・奧之宮・神楽殿・釈書・展示場・御輿庫・納札所等復興し、目下境内整備 を実施中にて、漸次昔日の面影を取戻しつつある次第なり。
参拝日  平成23年8月28日(日)
雑記  かつて羽田空港の駐車場に鳥居が有り、取壊さうとすると祟りがあり、云々といふ話を聞いたことがあった。 その鳥居は、かつての穴守稲荷神社の鳥居の一つで、米軍に接収された後壊されず、昭和二十七年に空港が返還されたのちも前述のやうに駐車場に残されてゐた。平成十一年に海老取川河口近くに移転されてゐる。
 私は羽田空港はよく利用してゐたが車を使ふことが無く、鳥居を見た記憶が無い。移転された後の鳥居を見るととても大きい。イメージしてゐたのは、半分くらいのものだった。話を聞いたときには、大きな鳥居を見たことが無かったからだらうか。自分の経験からしか想像できないんだな。


平成23年8月28日撮影

平成23年8月28日撮影

平成23年8月28日撮影 移転された鳥居

・29.01.14 雑記中の漢字誤変換を修正(噺→話、創造→創造)


inserted by FC2 system