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熱田神社(東京都台東区今戸)

作成日 平成26年1月24日
よみ  あつたじんじゃ
所在地  台東区今戸2-13-6 (北緯35度43分17.3秒  東経139度48分8.3秒)
 地図:国土地理院ウオッちず  いつもNAVI
HP  東京都神社庁 神社紹介 熱田神社
祭神  日本武命(やまとたけるのみこと)
 橘姫命(たちばなひめのみこと)
由緒  台東区教育委員会による案内板があり次のやうに記されてゐた。
熱田神社と大太刀「陰陽丸」
(台東区有形民俗文化財)
台東区今戸二丁目十三番六号

 本社は江戸時代初期以来、当地の鎮守であった。かつて元鳥越町にあったが(現在の鳥越二丁目あたり)、正保二年(1645)当地に浅草新鳥越町が成立したことにともない移転して、当地の鎮守となった。新鳥越町は山谷堀の北側、千住街道(現在の吉野通り)に沿った町である(後の浅草吉野町)。
 本社は町の北端に位置していたが(現在の清川一丁目七番・八番付近)、関東大震災後の区画整理のため、昭和二年(1927)十一月現在地に移転した。
 本社が所蔵する大太刀「陰陽丸」は、全長368.5センチの長大なものである。弘化四年(1847)、江戸小石川に住居する刀工、川井久幸が制作し、熱田神社に奉納した。宝刀として保存されるだけでなく、安政五年(1858)コレラ流行の時には、疫病を祓うため、本大太刀が町内を巡航している。当時江戸の町々では、鎮守の神輿や獅子頭が町内を巡行するなど、それぞれに疫病除け行事をおこなっていた。当地では、鎮守の宝刀「陰陽丸」が疫病除けに最もふさわしかったのであろう。古老は「オンミョウマル」と発音していたという。平成二十二年、台東区有形民俗文化財に登載された。
  平成二十三年三月三日
台東区教育委員会

(以下英文がある)

いくつかのwebページを見たところ、概ね以下のやうだ。
・永禄年間(1558〜1569)に創建。
・天正二年遷座。社地が御用地となり、氏子と共に三谷村遷座し町名も新鳥越とあらためられた。
・町名は明治末には吉野町に、その後今戸に変った。
・元鳥越には熱田大明神・鳥越大明神(現鳥越神社)・第六天(現第六天榊神社)の三社が鎮してゐた。
・社殿は関東大震災で焼失、本殿は鉄筋コンクリートで再建。
参拝日  平成25年5月6日(月)
雑記  浅草駅から北北東へ約900メートル、南千住駅から南南東へ1.2kmの所にある。


平成25年5月6日撮影

平成25年5月6日撮影

平成25年5月6日撮影 境内社 豊川出世福徳稲荷神社
 

■表5
・R01.12.08 リンク修正(東京都神社庁 熱田神社)


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