銀杏八幡宮(東京都中央区日本橋)

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銀杏八幡宮(東京都中央区日本橋)

作成日　平成22年8月8日

追記日　────────

よみ

　いちょうはちまんぐう

所在地

　中央区日本橋蛎殻町1丁目(北緯35度40分59秒、東経139度46分55秒)

ＨＰ

　─

祭神

　誉田別尊（ほんだわけのみこと）

由緒

　境内の掲示板によると（横書印刷物）

神道大教　銀杏八幡宮
（中略）
歴史
　御創建は不詳、大正12年（1923年）9月の関東大震災で社殿が消失(ママ)する。御祭神を社殿にお祀りしたのは安永4年（1775年）9月27日だが、当時境内には天空を覆う、うっそうとそびえたつ大銀杏があり、その樹齢は3～400年と見られていたことから、御創立はそれ以前と考えられます。
　本宮は、旧福井藩常盤橋松平氏のお屋敷の鎮守として祀られ、松平家はもとより家臣の崇敬を集め、武運長久・家運繁栄を祈願された。その霊験、日々あらたかによりおのおのを守護あらせられ、明治維新廃藩置県を迎えた。
その後、いつとはなく松平家の領地に住む蛎殻町民の熱烈なる信仰により、郷土の氏神様となり、年々敬虔なる真心を持って祭祀を守り終戦となる。
　戦後に祀職森田耕造、宗教法人令に基づいて宮委員会の決議をもって神道大教院所属「銀杏八幡宮」を設立、昭和21年8月10日法定社としての体制を整え昭和25年7月改修して昭和27年12月15日更に宗教法人法による東京都知事より認証を得て現在に至った。
　八幡宮を祀る神社は中央区で本宮が唯一の存在である。
尚、境内社の銀杏稲荷神社の創立は本宮創立の以前と思われる。
　明治になって、文豪谷崎潤一郎は銀杏八幡のお神楽が月に一度の楽しみだったと「幼少の時代」で書いている。
ご利益
　近隣に東京穀物取引所や兜町の証券取引所街が近いことから商売繁盛の神様として住民氏子からは健康と家計繁栄の神様として信仰されている。

参拝日

　平成21年10月25日(日)

雑記

　16時を過ぎ、薄暗くなりかけてきてゐた。銀杏がなると見へ、拾ってゐる方がゐらっしゃったが、数個拾って帰られたやうだ。

平成21年10月25日(日)撮影	平成21年10月25日(日)撮影
平成21年10月25日(日)撮影銀杏八幡宮社殿	平成21年10月25日(日)撮影銀杏稲荷神社社殿