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小町神社(神奈川県厚木市小野)

作成日 平成21年9月11日
追記日 ────────
よみ  こまち じんじゃ
所在地  厚木市小野 (北緯35度25分56秒、東経139度19分8秒)
HP  ─
祭神
由緒 社殿に立てかけてある掲示板によると(縦書き)

     小町神社縁起
   この小町神社は、その昔鎌倉時代丹後の局
  という世にもまれな美人がおり、ひそかに源
  頼朝のご寵愛を受け終に局は身ごもりました。
  これを知った婦人政子は大変ねたみ、畠山重
  忠に局を由比ヶ浜で首をはねよと命じました。
  重忠は家臣の本多次郎に命じ局を浜へ伴い殺
  そうとしましたが、局の身を哀れみ身代わり
  を立てその場をつくろい、乳兄弟で小野の住
  人川上酒匂の屋敷にかくまい局を助けました。
  然しいつとはなくその事が政子の耳に入りそ
  の怒りは骨髄に徹する程厳しく、局は俄かに
  白髪の姿になってしまいました。局は心を静
  め考えた末「俤のかわらで年の積れかし、た
  とえ命に限りあるとも」という古歌を短冊に
  書き心身を清め十七日間一心に小町姫を祈っ
  た処、満願の日に元の黒髪に戻りました。局
  は霊験の尊さを感じ小野の林中に小町神社を
  建てました。それ以後三十歳以下の男女で白
  髪の人が心厚く小町神社へ祈ると黒髪に変わ
  り、遠方の人々も参詣に来る様になりました。
  その後局は泉州住吉で玉の様な男子を生みま
  した。その子が後の薩摩の島津家の祖先だと
  人々は伝えています。
       伝者   別当 小野山宮野院
      小野小町の七不思議
    一、小町の片葉松   一、小町海苔
    一、業平竹の自生   一、化粧塚
    一、小町の化粧池   一、小町の竹橋
    一、小町の石橋(一説には小町井戸)
       平成六年十月吉日


 上に転記した掲示板とは別に、厚木らしさの創造推進事業玉川地区協議会による平成12年の掲示板が建ってゐる。内容は細部が異なってゐる。 こちらでは、小野小町の出生地といはれてゐるとし、また、祭日は四月二十一日としてゐる。
参拝日  平成20年12月19日(金)
雑記  13日に続き玉川沿ひに、小町神社、若宮八幡宮(小野)七澤神社七福神神社、 山(トンネル)を超えて恩曽川上流域の諏訪神社(上古沢)熊野神社(打越)を訪問してきた。
 恩曽川と玉川に挟まれた長谷原台地から高松山に続く丘陵地に神社はある。小野緑地と呼ばれてゐる。玉川からだと神社までは標高にして50メートルほど登る。 12月で木の葉が落ちてゐることもあり眺めがよい。小野神社の杜も見へる。
 10年くらい前かもしれない。一度来たことがある。桜がだいぶ散ってゐるときだったが花見と称してバーベキューをした。 下にある駐車場から荷物をあげるのは苦労だった。然し、火を使ふのは問題だったな。
 


平成20年12月19日撮影

平成20年12月19日撮影

平成20年12月19日撮影

平成20年12月19日撮影


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