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龍蔵神社(神奈川県厚木市飯山)

作成日 平成29年7月1日
よみ  りゅうぞうじんじゃ 地理院地図
参拝日  平成28年10月18日(火)
所在地  厚木市飯山5526 (北緯35度28分16.88秒 東経139度18分38.91秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP等  神奈川県神社庁 神社詳細 龍蔵神社
祭神  級長津彦命 ( しなつひこのみこと )
 級長戸辺命 ( しなとべのみこと )
 大日孁命 ( おおひるめのみこと )
 伊弉諾命 ( いざなぎのみこと )
 応神天皇 ( おうじんてんのう )
由緒  社頭の掲示には次のやうにある。
龍蔵神社御由緒

鎮座地 厚木市飯山5526
祭神  級長津彦命(しなつひこのみこと) 級長戸辺命(しなとべのみこと)
例祭日 八月一日、現在は八月第一日曜日
社殿  本殿(流造柿葺(こけらぶき)) 覆殿(おおいでん)(神明造) 拝殿(入母屋造亜鉛葺) 神楽殿(寄棟亜鉛葺) 手水舎
由緒沿革 神亀二乙丑年(725年)僧行基勧請すると云伝えられる。古昔は井山(いやま)神社龍蔵大権現と称した。治承四年(1180)鎌倉頼朝公の願により、神祇官(かみつかさ)(白川殿)奉幣の相模国六十一社の内に入り、社領も旧来の寄附地と天正十九年(1591)徳川家康公より社領高二石の朱印がある。宝暦元年(1751)拝殿を再建、天保四年(1833)本殿も再建した。
明治二年、朱印地上地となり、明治六年七月三十日足柄県に於いて村社に列格、明治四十年四月三十日神饌幣帛料供進の神社に指定された。昭和三十四年覆殿、拝殿を改築した。
特殊神事 祈雨祭(きうさい、あまごいのみまつり)(早魃に際し行われる神事である。) 当日社頭に集合し、祈雨祭(きうさい)を執行する。前の川原に下りて水垢離(みずごり)を取りそれから筧ケ沢、通称、白山の池の水を浚うのが古例となっている。
宝物  古瓶二個、古鏡二個

新編相模国風土記稿巻之五十七の飯山村の条に次のやうにある。
龍蔵権現社 村ノ鎮守ナリ。石一顆ヲ神体トス。本地弥陀薬師十一面観音(共ニ行基作。長各一尺三寸) 天正十九年、社領二石ノ御朱印ヲ附セラル。例祭六月二十八日。
 末社 熊野 疱瘡神 山王
 鐘楼 正徳二年鋳造ノ鐘ヲ掛。
 石地蔵一躯 背ニ文明六年ノ銘アリ。(割注約90字略)
 別当龍蔵院 (120余字略)
雑記  小田急線本厚木駅から北西へ6.0kmのところにある。 飯山観音前のバス停辺りから小鮎川に掛る橋を右岸側に渡ってすぐを左に進むと右手に鎮座してゐる。

 地図には、飯山観音と呼ばれてゐる長谷寺の参道から近いところに熊野神社があるとされてゐる。道を探したが見つからず参拝は断念した。調べると、新編相模国風土記稿には金剛寺持として名前が出てゐる。金剛寺の方からなら行けたのかもしれない。また、白山山頂に白山神社があるので、そこまで登らうとしたが、長谷寺から先には金網で閉ざされてゐたので、開けてまでして行くのをやめた。金網は、鹿や猪などの侵入防止のためだらう。他に、蛭のことも気がかりだったこともある。
 白山は標高283m、標高は130mの長谷寺からは西へ0.5km。

写真


拝殿扉に絵馬が掛けられてゐる。絵馬には七五三詣りの時の写真が貼られてゐる。



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