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勝瀬八坂神社(神奈川県海老名市勝瀬)

作成日 平成24年9月16日
追記日 ────────
よみ  
所在地  海老名市勝瀬9-1 (北緯35度26分45.4秒  東経139度23分58.7秒)
  国土地理院ウオッちず  いつもNAVI
HP  ─
祭神  
由緒  境内に本殿の説明があり、由緒にも触れてゐる。
八坂神社本殿
海老名市指定重要文化財
平成十年八月二十八日指定
勝瀬地区は、相模川上流域のダム建設(現在の相模湖)により移転を余儀なくされた旧津久井郡日連(ひづれ)村勝瀬 (現在の藤野町)の住民二十余戸が昭和十七年から十九年にかけて当地に移住して村落を存続させた場所で、村社で あった八坂神社本殿も、昭和二十年に旧地より移転されました。
 本殿は、一間社流造り柿葺き、総檜・木地仕上げの建物で、屋根の工面に千鳥破風と軒唐破風をつけ、壁面と小壁を 日本神話や物語、龍や松に鷹といった動植物の彫刻で飾っています。このような細部意匠などから、江戸時代末期、 十九世紀中頃の建築と推定される良質の建物である。産土の地である日連村勝瀬より移転した住民の○○文化を○○る 貴重な建造物です。
海老名市教育委員会
参拝日  平成23年11月3日(木)
雑記  小田急線海老名駅から南東へ1000mの所にある。当社の北側には、同時期に移転してきた春日鳳勝寺がある。 水田のある低地から座間丘陵(相模の台地の一部)へ続く斜面にあり比高20mほどある。
 境内には、神奈川県知事長洲一二書の移住記念碑がある。背面には、移住者として27名の名が刻まれてゐる。昭和五十三年建立 とあり、移住から35年の時点。現在からは、凡そ70年前のこととなる。戦時中といふ大義の前に補償は不十分だったの かも知れない。ダムは、戦後復興には発電や灌漑にと大いに貢献したとされてゐる。


相模ダム:相模湖は相模ダムによる人造湖。昭和15年起工式、18年発電開始、20年6月工事中断、翌年再開、22年6月完成。堤高58.4m、 総貯水容量6320万立法m、発電所認可出力3.1万kW


平成23年11月3日撮影

平成23年11月3日撮影

平成23年11月3日撮影

平成23年11月3日撮影


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