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須賀神社(神奈川県秦野市羽根)

作成日 平成29年2月18日
よみ  すがじんじゃ 地理院地図
参拝日  平成28年6月3日(金)
所在地  秦野市羽根714 (北緯35度23分49.64秒 東経139度12分20.34秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP  神奈川県神社庁 神社詳細 須賀神社
祭神  須佐之男命 ( すさのおのみこと )
由緒  社頭の掲示には次のやうにある。
須賀神社

祭神  須佐之男命 大海津之命
境内社 多賀明神 浅間社 稲荷社
由緒沿革 創立年代は不詳であるが、往時は住吉社と称し、村の総鎮守であった。神体は石一顆を奉安してある。古棟札七枚の内、永正庚の三字より永正七年(1509)のもので、その棟札によれば今井三郎左衛門は当社及び牛頭天王社に進退し、名主であった。天正十九(1591)年社領二石の御朱印を賜わり、米倉舟後守も社領一石を寄進している。社頭手水鉢の銘記は正徳六更新歳(1716)三月吉祥とあり、当社神輿新造棟札は享和元年の作とある。本殿中の守置の石像牛頭天王は宝暦年間の作である。明治六年七月三十日須賀神社と改称し、村社に列せられた。時の神主は、秦野煙草の開発者草山貞胤翁である。大正十二年の大震災に遇い、社殿全潰し、社前の老松、老杉も倒木した。現在の社殿は大正十五年の再建によるもので、後に知事半井清氏御社号浄書奉納され、昭和三十九年大鳥居を建設し、現在に至っている。
宮司  草山清和
連絡先 出雲大社相模分祠 (住所・電話番号略)

新編相模国風土記稿巻之五十二の羽根村の条には次の様に載ってゐる。( )内は割注部分。
住吉社 村ノ鎮守トス。神体石一顆ヲ置。例祭十月九日。弊殿拝殿アリ。古棟札四枚。(此内永正庚ノ三字見エタルハ、七年カ十七年ノ物ナリ。)ヲ蔵ス。其図下ニ出セリ。村民(今井氏ニテ文左衛門ト称ス。祖先ハ永正ノ棟札ニ見エシ。今井三郎左衛門ナリ。此時既ニ当社及ビ天王社ヲ進退セシヨリ、今ニ至リテ替ラズト云。代々村ノ名主ヲ勤メ文禄慶長ノ頃県令ノ与エシ年貢割付ノ書ヲ家蔵ス。)持下同。
  図 棟札(表)(転記略)
    裏面ニ文字アレド漫滅ス
  以下図六ヶ(棟札(表・裏)、棟札(表・裏)、棟札(表・裏))(転記略)
 末社 神明 秋葉 天神 弁天
牛頭天王社 例祭六月七日。天正十九年社領一石ノ御朱印ヲ賜フ。
 末社 多賀明神 金毘羅
雑記  小田急線秦野駅から北西ないし北北西へ3.5kmの所にある。

・社号標柱は平成元年の建立
・燈籠は二基一対で二組あり、鳥居に近い方の一対は明治十年代の建立
・狛犬は昭和廿七年の奉納(一部に修理があると思はれる)
・須賀神社と改称した際、牛頭天王社を合祀したらしい。

 本日の神社巡りは当社が最後。秦野駅から十のお社を巡って、再び秦野駅に戻ってくるまでに5時間10分、走行距離17.3kmだった。ヘルメットを被って走ったので、少しはサイクリストっぽく見えたかな。



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