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建七稲荷神社(神奈川県平塚市城所)

作成日 平成28年12月24日
よみ  けんしち いなりじんじゃ 地理院地図
参拝日  平成28年5月21日(土)
所在地  平塚市城所288-2あたり (北緯35度22分36.82秒 東経139度19分9.89秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP  
祭神  
由緒  境内に墨書の掲示がある。(横書)
建七稲荷神社縁起
当社は正一位稲荷神社であり通称「建七稲荷」と称す。その歴史は古く旧幟に「寛政八年(1796)二月丙辰相州大住郡城所」とあり江戸時中頃以前の創建と思われる。当時この地は建具屋の七何某と謂う者の屋敷があり、その屋敷内に商売繁盛を願って祀られていたのが当稲荷神社であったと伝わる。その後建具屋の七何某が去った後もその御利益に預ろうと近隣有志が金品を出し合い講を作り今日に至る。その講は先の大戦の間も欠かさず続けられて、幾多の地震風水害の度に講中の有志の寄付により護持されてきた。元の個人の屋敷神がこの様に長く近隣人々によって厚く信仰されたきた例は極めて珍しい。その御利益の大なるが故であろう。

 随所に振仮名を振ってあるが略した。
雑記  小田急線伊勢原駅から南ないし南南東へ2.1km、東海道線平塚駅から北北東へ6.0kmの所にある。

 社殿は東向き。西側に矢羽根川が流れてゐて、その平地へ向けて下り斜面だが、土盛りして平な参道になってゐる。社殿は小さいながら彫刻を施されて手が込んでゐる。
 社殿の背面には、札があり施工者(三社)、奉納者(十名)、日付(平成二十三年七月吉日)が記されてゐる。 鳥居は平成元年二月吉日と刻されてゐる。



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