由緒
神社庁包括外神社
境内に設置の碑には次の様に刻まれてゐる。
御大典立石神社御造営記念碑
立石神社は大山祇命をお祀りしております
創建されたのはいつの頃か明らかではありませんが延宝九年(一六七一)に社殿造立との木札が残されております 江戸時代は荘厳寺が別当寺でした 昔日照りが続き農作物は枯れ食物にも困った土地の人々は神様におすがりするしかないと雨乞いをして大山阿夫利神社より水を貰い受け豊作を祈願し子孫末代の繁栄を祈ったと伝えられています
社殿左側にある石は丹沢大山から運ばれた力石といわれ立石の地名の起源ともなったそうです 例大祭は九月十五日 氏子会の善男善女を中心に盛大に行なわれております
平成四年九月吉日
|
| 雑記
| 最寄駅は、小田急電鉄江ノ島線善行駅が、当社方西(273度)へ1.0kmの所にある。
『新編相模国風土記稿』には、別当寺だった「荘厳寺」の名は藤沢宿三箇町の一つの坂戸町(さかどまち)の条に記載があるものの、立石の地名や該当しそうな神社名は見つからなかった。
荘厳寺は、天文年間に火災で焼失した後、別当を務めてゐた白幡神社の隣りに再建し、神仏分離令のため現在地(白幡神社から南南東へ0.4km、白幡神社は当社から南南西へ1.4km、地理院地図)に移転したといふ。(1)
|