ホーム(都道府県の選択)神奈川県の神社にもどる

八幡神社(神奈川県伊勢原市下落合)

作成日 平成28年11月26日
よみ  はちまんじんじゃ 地理院地図
参拝日  平成28年5月3日(火)
所在地  伊勢原市下落合16 (北緯35度24分13.35秒 東経139度20分54.38秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP  神奈川県神社庁 神社詳細 八幡神社
祭神  誉田別命 ( ほむだわけのみこと )
由緒  境内に由緒の掲示は無かった。
 新編相模国風土記稿巻之45、下落合村の条には「八幡宮 鎮守ナリ。神体木像(長三寸八分)、本地仏弥陀(鏡面ニ彫付シ像ナリ)、例祭八月十五日。善勝寺持。  鐘楼 天明三年ノ鐘ヲカク  末社 神明 稲荷 山王 山神 辨天」とある。
雑記  小田急線愛甲石田駅から南へ1.5kmのところにある。旧玉川あとの歩道の西側で、歩道より低い位置にある。

 由緒の項にある「善勝寺」は、当社から南東ヘ50m程の所にある。

鐘楼があり鐘が掛ってゐる。次の銘文が鋳られてゐる。
神奈川県伊勢原市下落合
鎮守八幡神社
鴻鐘銘
 東に相模の流れ西に阿夫利の霊峰をいたゞくこゝ下落合の里は大山さんけい道が中央を通り農耕を主とした先進地として教育百年の昔から高い理想と希望をもって住んでおりました 古代の人々が敬神の心厚く祭祀したのが当社であり里の鎮めとあがめられております 当地盛衰幾多の移りかわりがありましたが当社氏子への明るい希望や願いを与え歴史をきざんだ当時の古鐘は昭和十六年大東亜戦争勃発し徴発のやむなきにいたりました 以後老松の間心も響くかねの音も途絶えたのであります
 このたび神社の修復山林の改植がなされ之を期に新に鴻鐘を鋳て奉納いたします 願わくばこの鐘の響きが朝夕の森の風とともにますますこの地を明るく豊かにしこゝに住む人々に永遠の平和をもたらすようお祈りいたします
 昭和四十八年九月五日
  氏子中
「當」が用いられて居るが「当」に替へて転記した。
上記の文言の他に「伊勢原市観音堂謹納」「御社に幸せ願う氏子らがまつりし鐘は永遠にひゞかむ」ともある。



inserted by FC2 system