地図：地理院地図 いつもNAVI
由緒等は神社庁の当社紹介ページやwikipediaを参照する事として、ここには新編相模国風土記稿巻之四十四の上糟屋村の条にある記述を引用する。（ ）内は割注部分。
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子易明神社 延喜式ニ載セシ当郡四座ノ内、比々多神社ナリト云（華表ニ比比多神社子易大明神ノ額ヲ掲グ。文化元年吉田二位良連書ス）。按ズルニ、三之宮村、三ノ宮明神モ比々多神社ト云社伝アリ、両社共證トスベキ事ナケレバ、何レヲ正シトモ決シ難シ。祭神神吾多鹿葦津姫命。相伝フ天平年中、当国主染屋太郎時忠ト云者、社頭造立ノ志願アリシガ、果サズシテ卒ス。其妻嘗テ安産守護ノ、霊験ヲ蒙リシ事アレバ、夫ノ志ヲ継ギ、ヤガテ社頭以下造営セシト。村ノ小名子易、及ビ隣村上下子安の鎮守ナリ。例祭六月十五日、七月七日（六月ヲ大祭、七月ヲ小祭と云）。弊殿、拝殿、神楽殿、供所等アリ。社領ニ石ノ御朱印ハ、天正十九年十一月賜ヘリ。神木二株（一株ハ囲一丈六尺余、一株ハ殊ニ老樹、囲一丈三尺ニシテ、幹ヨリ小貝ヲ出ス。子易貝ト称シ、安産ノ符トシテ望ム者ニ与フ）アリ。
末社 熊野 稲荷 山王 天満宮 辨天 神主鵜川大隅 吉田家ノ配下ナリ。先祖ハ鵜川丹後と云（寛永中卒）。小田原北条氏ノ家臣ニテ、当社神主ヲ兼帯セシカ。小田原落城以後、当所ニ移住シ、御入国ノ後、更ニ神主ヲ命ゼラレシト云。 |
・現在の社殿は享保二年の再建、昭和六三年に屋根を銅板葺替え
・神木一株は関東大震災のおり倒木
・細った現存の柱は三代目
