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十二柱神社(神奈川県伊勢原市伊勢原)

作成日 平成28年12月17日
よみ  とおふたはしらじんじゃ 地理院地図
参拝日  平成28年5月18日(水)
所在地  伊勢原市伊勢原3-27-27 (北緯35度23分59.61秒 東経139度18分35.40秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP  神奈川県神社庁 神社詳細 十二柱神社
祭神  天御中主神 ( あめのみなかぬしのかみ )
 高皇産火神 ( たかみむすびのかみ )
 神皇産火神 ( かんみむすびのかみ )
 宇比地迩神 ( ういじにのかみ )
 宇麻志葦彦神 ( うましあしひこのかみ )
 大斗地神 ( おおとのじのかみ )
 天之底立命 ( あめのそこたちのかみ )
 国之底立神 ( くにのそこたちのかみ )
 伊邪那岐神 ( いざなぎのかみ )
 面足神 ( おもだるのかみ )
 角樴神 ( つぬくいのかみ )
 この11社は神社庁神社詳細による。
由緒  境内の掲示には次のやうにある。
十二柱神社(とおふたはしら じんじゃ)
鎮座地 伊勢原市伊勢原
祭神 天御中主神、高皇産火神、神皇産火神、角樴神、宇比地邇神、宇麻志葦彦神、大斗地神、面足神、天之底立命、国底立神、伊邪那岐神、伊邪那美神、
由緒 古来十二天宮、又鎮守十二柱と称し、特に武門武将の厚き崇敬を受けた神社で徳川時代公儀より免田(十二天御供免)を寄進され年々初穂米を献ぜられ武運長久を祈った。
嘉永年間(1848〜1854)本殿以下拝殿弊殿の再建に当り当地の地頭であった安藤飯河の両所より御造営費を献じ武運長久を祈った(社伝記より)
(中略)
例大祭 四月十日
(後略)
新編相模国風土記稿巻之46の田中村の条には次のやうにある
十二天神社 村ノ鎮守ナリ。祭礼六月廿三日。村持。
  鐘楼 文政五年再鋳ノ鐘ヲ掛ク。
  末社 牛頭天王 地神

他に村持の神社として八社、村民持一社が記録されてゐるが、内七社が境内社と一致する。
雑記  小田急線伊勢原駅から北西へ0.5kmの所にある。社殿はほぼ北向きとなってゐる。田中村の集落は当社から北へ0.3km程の鑑照寺辺りだった。集落からは五六メートル高い位置になる。

 昭和四十八年鋳造の鐘がある。銘には、天神七代地神五代を祀る神社である、文政五年再鋳の鐘があった、鐘楼は昭和六年の通学道路開通までは国道246号線北側の高台にあった、大東亜戦争で供出した、当時氏子総代であった父の意を汲み神社の屋根銅板葺替え完了を期に鐘を奉納する、との趣旨が記されてゐる。
 社号標近くには、道路開通の記念碑「記念昭和道路 昭和六年四月十日竣工 大字田中」がある。この道路は当社の東側を南北に通る道だらうか。



境内社。右から、吾妻権現社、第六天社、三嶋社、神明社、稲荷社、石神社、聖権現社

境内社と記念碑。
境内社は社名不明。
記念碑は、昭和十九年四月建立されたもので大正十四年設立の「伊勢原町田中耕地整理組合」解散にあたり事蹟を記してゐる。碑の礎石は鳥居の柱か?


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