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旗上弁天社(神奈川県鎌倉市 鶴岡八幡宮境内)

作成日 平成22年3月19日
追記日 ────────
よみ  
所在地  鎌倉市雪の下(北緯35度19分26秒、東経139度33分21秒)
HP  ─
祭神
由緒 境内の掲示板によると
    旗上弁天社御由緒記
 治承四年(1180年)八月、源頼朝公は伊豆国に源家再興の旗を上げ 石橋山の戦いに破れて房総に転じ  十月鎌倉に移るや直ちに鶴岡八幡宮を創建し 居館を定めて平家討伐の本拠地とした。夫人政子は平家滅亡の 悲願止み難く 寿永元年(1182年)大庭景義に命じ境内の東西に池を掘らしめ 東の池(源氏池)には三島 を配し三は産なりと祝い 西の池(平家池)には四島を造り四は死なりと平家滅亡を祈った。この池が現在の 源平池である。そして東の池の中の島に弁財天社を祀ったのが当社の始めで 明治初年の神仏分離の際境内に あった他の堂塔と共に除かれた。その後昭和三十一年篤信家の立願によって再興され さらには昭和五十五年九月 鶴岡八幡宮創建八百年を記念して 江戸末期文政年間の古図に基づき現在の社殿が復元されたのである。
 因みに弁財天信仰は 鎌倉時代既に盛んで妙音芸能の女神 福徳利財の霊神として世に広く仰がれている。 当社に祀られていた弁財天像(重文)は鎌倉彫刻の代表傑作で 種々の御神徳が如実に具現された人間味溢れた 御神像である。

祭  日 例大祭 四月初巳の日  (以下略)
参拝日 平成21年5月1日(金)
雑記  新緑の鎌倉を訪れた。鎌倉宮へ行かうと思ふが、先づは、鶴岡八幡宮の境内を歩いてみたかった。いままで 特定の所しか歩いていなくて境内社もあるだらうに、どこにあるのかも視た記憶がない。とにかく白旗神社だけは 行ってみなければなるまい、とやってきた。
 新緑がきれいだ。本宮へは行かず、涼しさうな藤棚のある源氏池の方へ行ってみた。花が少し残ってゐるやうだったので。 参拝し、日陰で少し休憩。社務所があり、御朱印がいただけた。思ひも寄らなかった。


平成21年5月1日撮影



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