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御霊神社(神奈川県鎌倉市坂ノ下)

作成日 平成24年2月1日
追記日 ───────
よみ  ごりょうじんじゃ
所在地  鎌倉市坂ノ下4-9 (北緯35度18分40秒  東経139度31分57.9秒)
  地図:地理院地図
     ゼンリン地図
HP  神奈川県神社庁 神社詳細 御霊神社  Wikipedia
祭神  鎌倉権五郎景政 ( かまくらごんごろうかげまさ )
由緒  村社。境内の掲示には、次のやうにある。
 御霊神社[鎌倉権五郎神社]由緒
当社の創建は平安時代末期と推定され当所は関東平氏の祖霊を奉祀していたが、後鎌倉権五郎景政公一柱となる 源頼朝公始め幕府の崇敬篤く「吾妻鏡」に御霊社鳴動して奉幣するなど所処に記事散見する奇瑞ある神社として有名である
祭神景政公は桓武天皇の末裔、鎮守府将軍平忠道を祖父として父鎌倉権守景成(ごんのかみかげなり)の代より鎌倉に住し、鎌倉覚武士団を率いる一方現在の湘南地域一帯(戸塚、鎌倉、鵠沼、藤沢、茅ヶ崎)を開拓した開発の領守でもある
景政公十六才にて奥州後三年役(永保三年(1083年)〜応徳四年(1087年))初陣す。左眼に矢を射立てられしも屈せずして答の矢を射て相手を斃しし陣中に帰り、其の矢を抜かんと面部に足を掛けし三浦平太の無礼に刀を構えて叱咤した公の剛気と高い志は歌舞伎にもなり武士の鑑と永く仰がれている
神徳 祭神の志の高さ強固さを慕う青少年の参拝者多し 又、江戸時代より右史実より眼病平癒、除災の神として祈祷多し
例祭 九月十八日、神奈川県指定無形文化財面掛行列(めんかけぎょうれつ)が御輿渡御に従う
 当日鎌倉市指定文化財鎌倉神楽(湯立て神楽)の奉納あり
末社 石上神社(いしがみ)例祭七月二十五日に近い日曜日御霊の前浜沖の海神に御供(赤飯)を献げ流す「御供(ごく)流し」の神事あり
参拝日  平成23年5月20日(金)
雑記  御朱印をお願ひすると、福禄寿の御朱印もあるといふ。「鎌倉江の島七福神」の朱印が押されてゐる。
 祭神は景政公一柱としてゐるのになぜ福禄寿も祭ってゐるといふのか理解に苦しむが、面掛行列の面の 一つに「福禄寿」があるので福禄寿もまつってゐるさうだ。
 石上神社は、前浜沖にあった巨石に多くの船が座礁したためこれを引上げてその上部を祀ったものといふ。
 極楽寺駅から行くと神社へ左折する丁字路の角に力餅家がある。「権五郎力餅」が名物で、1690年創業といふ。 10個入を求め、境内にあるベンチで頂いた。赤福様の小豆餡をのせた餅で、歯ごたへが良かった。


平成23年5月20日撮影 参道入口の踏切は江ノ電の線路が通る

平成23年5月20日撮影

平成23年5月20日撮影 境内社 石上神社



・R05.01.22 地理院地図へのリンク切れ修正


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