神社訪問記HP神奈川県川崎市

神明大神 / 神明神社 (神奈川県川崎市幸区戸手)

参拝日 平成29年11月7日(火)
作成日 平成30年10月7日(日)
追記日 令和6年4月12日(金)
よみ  しんめいおおかみ  
所在地  川崎市幸区戸手本町2-395 (北緯35度32分20.84秒 東経139度41分14.51秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI  
地 図  参拝当時の地図です。 (最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。)
地理院地図、東西 1.13km×南北 0.94km の範囲の地図です
・東西 1.13 km × 南北 0.94 km、
印:本殿の位置
HP等  神奈川県神社庁 神社情報 神明大神
祭 神  伊邪那岐命 ( いざなぎのみこと )
 伊邪那美命 ( いざなみのみこと )
由 緒  境内の掲示には次のやうに記されてゐる。
神明大神

 當社は川崎市幸区戸手本町二丁目395番地に鎮座し神明大神と称する。
 古くこの地は武蔵国橘群戸手村と呼ばれ、新編武蔵風土記稿によれば『神明社、字西の原にあり社地に松杉の古樹繁茂せり社二間四方。春日、八幡の二座を相殿とす。前に木の鳥居あり、村内鎮守にして例祭年々八月十六日』と記されている。
 創建の年歴は不詳なれど古きものなり。社殿の造営については大正十二年の関東大震災は免れたものの老朽化により昭和十二年秋造営、遷宮式挙行。昭和二十年四月戦災により焼失。昭和三十六年秋造営。平成十一年七月鉄筋コンクリート権現作り現社殿建立。

御祭神
   右座 春日神
伊邪那岐命
伊邪那美命
   左座 八幡神

例祭
 昭和二十八年十一月、宗教法人神明大神として認証を受け今日まで祭祀を行っている。創建以来、例祭は十月十六日であったが昭和二十五年以降八月の初旬の日曜日となっている。境内大樟は古き年輪を重ね鎮守の象徴である。

  平成十一年七月吉日

 新編武蔵風土記稿には次のやうにある(1)。小文字の( )内は割注部分。
神明社 (字西ノ原ニアリ社地ニハ松杉ノ古樹繁茂セリ社二間四方春日八幡ノ二坐ヲ相殿トス前ニ木ノ鳥居アリ村内鎮守ニテ例祭年々八月十六日南河原村宝蔵院持ナリ)
雑 記  南武線矢向駅から東ないし東南東へ0.6kmのところにある。

 鳥居にある扁額には「神明神社」、掲示板にあるお知らせに「社務所建て立替へのお知らせ 平成二十九年七月五日 神明神社氏子総代会」「神明神社 社務所利用者各位」等とあり、通常は「神明神社」と称してゐるやうだ。なほ、建て替へ工期は同年十二月末日とあるので今は、新しい社務所になってゐることだらう。

写 真  (拡大写真は新しいタブ又はウインドウで開きます)

写真1  大樟と鳥居。鳥居越しに見える建物は竣工間近な社務所。 参道は右へ90度に折れてゐる。


写真2



写真3


写真4  御本殿


出典・脚注
  1. 『新編武蔵風土記稿』巻ノ七十二 戸手村の条 (文政13年(1830)成立の書、明治17年刊の内務省地理局による翻刻本を引用、漢字は当用の字体に置換へた)

改訂記録
  • 令和06.04.12 ページ内の配置変更(スマホでの閲覧に配慮)。 写真に番号を附した。 神社庁web神社情報のリンク修正。

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