神社訪問記HP神奈川県川崎市

小倉神社(神奈川県川崎市幸区小倉)

参拝日 平成29年11月7日(火)
作成日 平成30年10月7日(日)
追記日 令和6年4月10日(水)
よみ  おぐらじんじゃ  
所在地  川崎市幸区小倉3-28-13 (北緯35度32分23.26秒 東経139度40分11.52秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI  
地 図  参拝当時の地図です。 (最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。)
地理院地図、東西 1.13km×南北 0.94km の範囲の地図です
・東西 1.13 km × 南北 0.94 km、
印:本殿の位置
HP等  神奈川県神社庁 神社情報 小倉神社
祭 神  素盞嗚尊 ( すさのおのみこと )
 誉田別命 ( ほむだわけのみこと )
由 緒  『神奈川県神社誌』には次のやうに記載がある(1)
由緒沿革  当社は小倉村に古くから鎮座する八雲神社、八幡神社の二社を合祀し、去る昭和三十一年八幡神社の故地に新社殿を創建したもので、同年社務所を、その翌年継続事業として神楽殿を完成した。八幡、八雲両社創○の時代は明かでないが、八雲神社境内出土の板碑類により鎌倉時代以来神聖視されていた浄地に村民が鎮守神を奉斎したことに始まる。およそ八百年以前に遡るものと伝えられる。八雲神社は一に天王社とも称し、徳川時代夏期の例大祭には神輿の渡御があり胡瓜を捧げ祭祀する古習があったと伝えられる。今当社において七月五日に執行する夏期小祭はこの古例によるものである。

  ○:并と刄を組合わせた文字
 新編武蔵風土記稿には次のやうに載つてゐる(2)
八幡社 (村ノ南ノ方小名下トヨフ処ニアリ鎮座ノ始メヲシラス本社ニ覆屋アリ前ニ石ノ鳥居ヲタツ)
牛頭天皇社 (村ノ西小名南田ニアリ覆屋ノ内ニ小社ヲ置社地古松多ク立リ是モ鎮座ノ始ヲ伝ヘズ)
雑 記  南武線矢向駅から西ないし西北西へ0.9km、東海道本線(品鶴線)新川崎駅から南ないし南南西へ1.3kmのところにある。
 当社の東側には、かつて東洋一の規模と言われた鶴見操車場があった。大正14年に建設計画が打出され、昭和4年に始動したが、昭和59年に貨物区は廃止(新川崎駅開業は昭和55年)、更地にされたといふ。参拝時、品鶴線の東から西へ跨線橋を渡った際、空地が多いものの大きなビル(マンション?)を建設してゐる様子が窺へた。

 社前の道路は保育園の送迎車の停車位置になってゐるやうで、小さな子と母親が何人もゐて立話しをしてゐた。日常の風景と思ふが、写真を撮るには散会を待つしかなかった。

写 真  (拡大写真は新しいタブ又はウインドウで開きます)

写真1


写真2


写真3


写真4  向拝の彫刻(大工足立源蔵作)(拡大)(193kB)


出典・脚注
  1. 『神奈川県神社誌』 神奈川県神社庁編 昭和57年 p.111 小倉神社
  2. 『新編武蔵風土記稿』 巻の七十二 小倉村の条 (文政13年(1830)成立の書、明治17年刊の内務省地理局による翻刻本を引用、漢字は当用の字体に置換へた)

改訂記録
  • 令和06.04.10 ページ内の配置変更(スマホでの閲覧に配慮)。 写真に番号を附した。 神社庁web神社情報のリンク修正。

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