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有馬神明神社 (川崎市宮前区有馬)

参拝日 平成30年10月21日(日)
作成日 令和2年1月25日(土)
追記日 令和6年3月28日(木)
よみ  ありま しんめいじんじゃ  
所在地  川崎市宮前区有馬5-13-24  (35度34分24.77秒 139度34分50.12秒)
 地図:地理院地図(ズームレベル15)
    いつもNAVI(ズームレベル13)  
地 図  参拝当時の地図です。 (最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。)
地理院地図、東西 59km×南北 55km の範囲の地図です
・東西59km 南北55km
印:当社位置


地理院地図、東西 1.13km×南北 0.94km の範囲の地図です
・東西 1.13 km × 南北 0.94 km、
印:本殿の位置
HP等  神奈川県神社庁 神社情報 神明神社
 白幡八幡大神兼務神社 有馬神明神社 (上から一番目)
 当社facebook
祭 神  大日孁貴命 (天照皇大神)
 配祀神・五十猛命
由 緒  元 村社
 新編武蔵風土記稿には次のやうに載ってゐる(1)。( )内は割注部分。
神明社 (村ノ東丘上ニシテ遠山政之助ノ采地ノ内ナリ同人給地中ノ鎮守ナリ社八尺ニ四間アリテ拝殿ニ続ケリ拝殿ハ四間ニ二間半前ニ木ノ鳥居三基ヲ建ソレヨリ石階四檀アリ例祭六月廿一日九月七日両日ニシテ平村ヨリ社人来リテ興業セリ村内ノ總持)
神明社 (村ノ西丘上ニアリ曽根主税カ采地ノ内ニテ其所ノ鎮守ナリ社三間ニ二間ナリ前ニ鳥居ヲ建リ例祭八月廿四日杉山社ト隔年ナリ)
杉山社 (是モ西ノ丘上ニテ曽根主税カ采地ノ鎮守ナリ本社九尺四方拝殿三間ニ二間前ニ僅ナル鳥居アリ例祭ハ前ノ神明社ト隔年ニ執行ス末長村明鏡寺持ナリ)
 
 白幡八幡大神のwebサイトに兼務神社のページ(2)があり、次のやうに記してゐる。
由 緒
創立年歴は不詳ですが、残されている記筆から文政6年(1823)以前と推察されます。明治3年の「神社明細帳」には弘化2年(1845)に再建とあり、又明治43年の「神社合願」には現在の神明神社(当時は村社)に北耕地(現在の有馬8丁目)の雑社・杉山神社、東耕地(現在の東有馬3丁目)の雑社・神明神社が合併したとあります。この他鷺沼耕地の雑社・稲荷神社・面足神社、北耕地の雑社・稲荷神社も現在の神明神社に合併されたと記されています。その後、幾多の改修が行われ、平成13年5月老朽化に伴う雨漏りにより取り壊し、平成14年9月新社殿が竣工致しました。
雑 記  東急田園都市線鷺沼駅から南東へ0.9kmの所にある。

 社頭は木々に覆はれ薄暗いが、階段を上りきると、打って変はり、開けて明るい。左手に手水舎、右手に神輿庫がある。
 神輿は総重量2トンと言ひ、担手はコースや車の使用にもよるのだらうけど、300人とか400人必要らしい。YouTubeには渡御や宮入の様子がUPされてゐる。

 境内には氏子会による祭神名や由緒沿革等の掲示がある。「『新編武蔵風土記稿』には当時の有馬村に神明神社二社と杉山神社の三社がありましたが、」とあるほかは、由緒沿革に変わりない。
 祭神名大日孁貴命は、白幡神社のwebには「霊」、境内の掲示には「霎」が、神奈川県神社庁の神社詳細と神奈川県神社誌(3)には「孁」が使はれてゐた。異体字のやうだが、気になる。

 社殿に向って右側に境内社がある。覆屋のなかに石祠が鎮座してゐる、狐の像があるので稲荷社と思はれる。

写 真  (拡大写真は新しいタブ又はウインドウで開きます)

写真1


写真2


写真3


写真4  境内社 稲荷社(?)


御朱印


出典・脚注
  1. 『新編武蔵風土記稿』 巻之六十二 有馬村の条 (同書は文政13年(1830)成立。明治17年刊の内務省地理局による翻刻本を引用、漢字は当用の字体に置換へた)
  2. 令和2年1月18日閲覧 白幡八幡大神のサイト内、兼務神社 有馬神明の項
  3. 『神奈川県神社誌』 神奈川県神社庁編 昭和57年(1982) p.118 神明神社

改訂記録
  • 令和06.03.28 ページ内の配置変更(スマホでの閲覧に配慮)。 写真に番号を附した。 神社庁web神社情報のリンク修正。

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