由緒
| 境内の掲示には次のやうにある。(一部は文字が薄くなり判読不可)
守宮神社略縁起
・神社名 守宮神社(し
・鎮座地 二宮町二宮249番地
・創建 不詳
・祭神 大国主命
・本宮 出雲大社(所在地 島根県出雲大社町杵築東195)
・分祠 出雲大社相模分祠(所在地 神奈川県秦野市平沢1221)
・祭典日 四社祭、四月第二日曜日
・御神徳 縁結び、農耕、漁業、殖産に対し霊験があると言われています
守宮神社は、中町の東寄り、国道一号線沿いに南面して鎮座されております。
神社に残されている、木札によりますと、明治二十二年十月、神社を再建した記録があります。そこには奉還座「大地主命」(おおとこぬしのみこと)相模国淘綾郡祠官二見景賢 吾妻村元二宮村 内海勇と記されています。
現在の社殿は、記録によりますと昭和五十五年六月に再建されていますから、明治に再建してから九十年余経っています。 その事から推定しますと、明治二十二年から、少なくとも百年前の1789年(天明〜寛政時代)より前には創建されていたと考えられます。
(中略)
また、守宮神社(地元ではジュクジンさんの愛称で親しまれています)の名称がどこからきているのかも記録として有りませんが、江戸時代の古地図によると、このお宮は宿神社となっており、昭和初期までは塩見、中宿の宿神社(シュクジンさん)と言われていたそうです。この事から、一説には神が宿る神社とも言われています。 又、私見でありますが、塩見村の中宿にある神社=中宿神社=宿神=○宮神社○○ったと考えることも出来るのではないでしょうか。
|
神奈川県神社誌(1)には次のやうに載ってゐる。
由緒沿革 明治初年の大火の際、猛火はこの社の隣で止った。以後地区民の信仰が深い。明治初年上地により国有となる。
|
|