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作成日 平成29年11月18日 |
よみ | たかく じんじゃ | ||
参拝日 | 平成29年5月19日(金) | ||
大磯町高麗2-9-47 (北緯35度19分19.73秒 東経139度19分28.22秒)
地図:地理院地図 いつもNAVI | |||
HP等 | 神奈川県神社庁 神社詳細 高来神社 Wikipedia:高来神社 | ||
祭神 | 由緒欄参照 | ||
由緒 | 旧郷社
境内の案内板には次のやうにある。
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雑記 | 東海道線平塚駅から西南西へ2.2km、高麗山の麓にある。大磯駅からは北東へ1.5km。
高麗山の山頂には社があると思つてゐた。国土地理院の地図(電子国土Web)を見ると神社記号があるから。高来神社参拝に当つて、高麗山に登り上宮にもお参りするつもりで調べてゐた。なかなか判然としなかったが、今はお社は無い、と判断して一日の計画を立てた。境内の縁起掲示の「現在旧観音本堂(下社)に遷座され」「上宮(昭和55年に撤去される)」をみて得心した。 境内社がいくつかあつた。相模国風土記稿には、白山社、平嘉久社、権現社(伊豆箱根の両所を祭る)、稲荷、道祖神の名がある。参拝時には、平嘉久社・神明宮・竜神宮・杉本稲荷社・不詳一社があった。 平嘉久社への道に、倒れた石鳥居の柱があり、「奉寄進華表一基元文五年」と読める。境内の縁起掲示見取図の二ノ鳥居跡だらうか。同社の傍らには、平成十二年四月吉日の日付のある平嘉久社修復記念板がある。 若光を祭神としてゐる神社には、日高市の高麗神社、伊勢原市の白髯神社がある。 「慶覚院は、元高麗寺の地蔵堂であったもので、ここには地蔵堂の本尊・地蔵菩薩があり、これは虎御前の持尊物で御腹籠り(はらこもり)には曽我十郎の自尊仏が胎内に納められている。高麗山左峰にあった三重塔に祀られていた毘沙門天像、右峰にあった白山社に祀られていた白山権現像、その他不動尊像、マリア観音木像、慈恵大師木像、天海大僧正木像、伊藤博文、大隈重信両公先祖代々位牌など本堂に安置されている」(2)、又、慶覚院は、高麗寺の末寺で、照ケ崎海岸に近い南下町に創建され、明治23年の大火で焼失。その後に地蔵堂に遷った、といふ。 照ケ崎は、当社から南南西へ2.0km、大磯駅からは南南東へ0.7km。景勝地でもある。 この日は、平塚駅から西へ向ひ、15社を巡り、二宮駅から帰途についた。バスは、一日乗車券\1030-を利用したので、短距離でも抵抗なくバスに乗れた。 |
写真 | |
「忠魂碑」大正拾五年五月六日の日付が刻まれ、明治二十七八年戦役・明治三十七八年戦役・大正三年乃至大正九年戦歿・西南役の殉難士名が刻まれてゐる。書は東郷平八郎。 | |
「靖国之塔」「支那事変ヨリ大東亜戦争迄戦没者 昭和二十九年十一月十日建之 発起人ゆるぎ会」とある |
脚注
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