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青山神社(神奈川県相模原市緑区)

作成日 平成29年8月5日
よみ  あおやま じんじゃ 地理院地図
参拝日  平成28年10月27日(木)
所在地  相模原市緑区青山1013 (北緯35度34分0.56秒 東経139度14分46.46秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP等  神奈川県神社庁 神社詳細 青山神社
祭神  建御名方命 ( たけみなかたのみこと )
 日本武尊 ( やまとたけるのみこと )
 木花咲耶姫命 ( このはなさくやひめのみこと )
由緒  神奈川神社庁の青山神社の頁に別称に「諏訪神社」を示してゐる。
 新編相模国風土記稿巻之百廿一の青山村の条に次のやうにある。( )内は割注部分。
諏訪社 (役帳ニ五貫五百文。所ノ神領トアルハ、即此社ノ事ナルベシ。)里正斎三郎持。当社ハ建長年中、大覚禅師ノ勧請ト云伝フレド、棟札縁起等無シ。樵古木蕭森トシテ叢ヲナスノミ。一村ノ鎮守ナリ。七月二十五日ヲ例祭トス。

古社調査事項取調書(明治29年)によると、
・建長年間に大覚禅師により勧請
・明治6年、当村雑社八坂神社、御嶽神社を合併し、青山神社と改称
・祭日は毎年八月二十五日より、二十七日迄、神事湯花およびナニ座神楽奉納す
青山神社概説(昭和6年)によると
・平本斎別名蓮明は応安4年信州諏訪大明神を字宮原地内高台の好地に勧請
・青山村鎮守となる
・元禄十六年本殿を造営し、宝暦年間覆殿を設けた
・徳川初期寛文水帳に除地諏訪免一町歩とある
・本社旧諏訪神社明治6年七月中当村八坂神社、御嶽神社を合併し青山神社と改称
・明治10年二月中八坂神社分離復旧
・社務については文化年中再度の火災により旧記書類焼失し確証無いが別当は平私山本定寺
大正七年四月浅間社を合併(1)
雑記  横浜線橋本駅から西ないし西南西へ9.2kmのところにある。

 「関の首長ばやし」が古くから伝わり、神輿の渡御では神輿が串川に入る。

 殉国碑がある。串川村による昭和27年建立の建立で、碑の背面に日清戦争からの殉国者名が刻まれてゐる。
 串川村は、明治42年(1909)に青山村・長竹村・根小屋村が合併して成立し、昭和30年に津久井町が成立するまで存続した。

写真

御本殿の覆殿、平成二十四年修造

境内社

脚注
  1.  ここまでの13行は『津久井郡文化財 神社編』津久井郡文化財調査研究会編 昭和62年 p53・54 「21.青山神社」


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