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白山神社(神奈川県相模原市緑区)

作成日 平成29年8月5日
よみ  はくさんじんじゃ 地理院地図
参拝日  平成28年10月27日(木)
所在地  相模原市緑区長竹1185-6 (北緯35度34分0.35秒 東経139度15分13.60秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP等  神奈川県神社庁 神社詳細 白山社
祭神  伊弉冊命 ( いざなみのみこと )
 火之加具土神 ( ひのかぐつちのかみ )
 菅原道真 ( すがわらみちざね )
 素盞烏尊 ( すさのおのみこと )
由緒  境内には由緒を掲示したものは無かった。

 『津久井郡文化財調査 神社編』(1)には、次のようにある。
 創立年代は詳らかでないが、白山権現または白山社として、享保年間すでに勧請されていた。長い間風雨により社殿が破損して殆ど廃絶に帰したので慶応二年社殿の再建が行われた。当時の神域は、もと字粒羅(つぶら)3100番地に在り、巨松が聳え立って荘厳をきわめていた。奉斎は奈良三家により、明治末年まで行われた。特に歯の神様と言われ、社前には祈願者の年齢をあらわす数の食箸の束がうず高く積まれたと言う。  昭和三十四年九月の台風のため、本殿、覆殿ともに災害を受け、また、地形が悪く氏子崇敬者の参拝に不便が多いので同三十六年国道412号線沿いの長竹部落中央の北台地に遷座された。本殿は従来の材料形態を修復し、八坂神社を合祀し、境内社天満宮を祀った。
雑記  横浜線橋本駅から西南西へ8.5kmのところにある。

 覆殿内には、幾つかの額が掲げられてゐて、加賀白山神社奥宮の写真、天王山についての文章、祭礼時なのか向って右から八坂神社・白山社・秋葉神社の提灯が耀いてゐる写真、感謝状があった。

 白山比咩神社が全国の白山神社の総本宮で、菊理媛尊とともに伊弉諾尊・伊弉冉尊がまつられてゐる。当社祭神の火之加具土神は秋葉神社、素盞烏尊は八坂神社の御祭神だらうか。

写真

社号標は「白山神社」で平成二年建立

狛犬は、ライオン風

覆殿内の御本殿

札には天神とある(狛犬のうしろにある)

脚注
  1.  『津久井郡文化財 神社編』津久井郡文化財調査研究会編 昭和62年 p.56 「22.白山神社」


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