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根小屋諏訪神社(神奈川県相模原市緑区根小屋)

作成日 平成29年8月5日
よみ  ねごや すわ じんじゃ 地理院地図
参拝日  平成28年10月27日(木)
所在地  相模原市緑区根小屋128 (北緯35度34分51.96秒 東経139度16分23.96秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP等  神奈川県神社庁 神社詳細 諏訪神社
祭神  建御名方之命 ( たけみなかたのみこと )
由緒  境内に由緒等の掲示はなかった。
 新編相模国風土記稿(1)に次のやうに載ってゐる。
諏訪社 根小屋神社と号ス。別当寿性院。村中の鎮守。例祭七月廿六日。
 鐘楼 洪鐘ヲ掛ク。御代官守屋左大夫行昌ガ寄附。県中八ノ内ナリト云フ。寛文十六年某月日ト刻ス。銘文采録スベキ二足ラズ仍ツテ略ス。
『津久井郡文化財 神社編』(2)によると、
 「旧社格村社。建久三年津久井領主津久井太郎次郎義胤が、宝ヶ嶺在城の時勧請する。十間四面を社地に付け置かれ、その後数世を経て、小田原北条氏の旗下、内藤左近将監景定同嶺の城主の時、大永七年当社へ五十間四面の地を寄進せられた。また、徳川氏に至り、慶長九年彦坂小刑部御縄入の節、石高三石六斗に相改め先規の通り徐利に付け置かれた。天文五年七月に本殿を造営したとの記録がある。享和二年神祇官卜部朝臣連に願って、七月六日扁額の奉納を受け現存する」
  建久三年:1192 大永七年:1527 慶長九年:1604 縄入:検地 天文五年:1536 享和二年:1802
雑記  横浜線橋本駅から西ないし西南西へ6.5kmにある。城山(375m)の西南西の麓にある。

境内には大きな木が多く、特に社殿前の杉は昭和五十九年に「かながわの名木100選」に選ばれてゐて、樹高40m、胸高6.3m、推定樹齢約500年といふ。
昭和五十七年に社務所が新築されてゐる。石灯籠が何基かあり、自然石のもの、竿等に彫刻が施されたもの等がある。

 訪れた時は、15時30分ころだったが、樹木もあり、境内は薄ら暗くなってゐた。手振れ写真を何枚も撮ってしまった。参拝と写真撮影を終え、0.7km離れたバス停から橋本駅行きバスにのった。この路線は、鳥屋方面と違って10分置きに走ってゐて、時刻を気にする必要は無い。ただ、座れると思ってゐたのが、高校生の利用が多くしばらく座れなかったのは誤算だった。
 本日の総歩数は20000歩を越えた。

写真



社殿前の杉は「かながわの名木100選」(斜めみえるのは広角で撮影したため)

御本殿

脚注
  1. 新編相模国風土記稿 巻之百廿二 根小屋村の条 ( 江戸時代後期に編纂された地誌、鳥跡蟹行社刊(明17-21)の活字翻刻本を引用)
  2. 『津久井郡文化財 神社編』津久井郡文化財調査研究会編 昭和62年 p.65・66 「26.根小屋諏訪神社」


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