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市ケ尾 八雲神社 (横浜市青葉区市ケ尾町)

参拝日 令和3年2月24日(水)
作成日 令和3年9月4日(土)
改訂日 令和6年2月29日(木)
 
よみ  やくも じんじゃ  
所在地  横浜市青葉区市ケ尾 1725
  (35度33分23.43秒 139度32分14.87秒)
 地図:地理院地図(ズームレベル15)
    マピオン(ズームレベル15)  
地図  参拝当時の地図です。(最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。)
地理院地図、東西 59km×南北 55km の範囲の地図です
・東西59km 南北55km
印:当社位置


地理院地図、東西 1.13km×南北 0.94km の範囲の地図です
・東西 1.13 km × 南北 0.94 km、
印:本殿の位置
HP等  神奈川県神社庁 神社情報 八雲神社
祭神  素盞嗚命 ( すさのおのみこと )
由緒  境内には由緒等の掲示はなかった。

 神奈川県神社誌には次の様に載ってゐる(1)
由緒沿革 創立年代不詳であるが、境内地後方谷を隔てて横穴式古墳群があり、古代集落の存在が推定される。村民の信仰の中心として集落の中心の斎場に神社を造営したものと思われる。旧社名「牛頭天王社」として新編武蔵風土記稿に記載されている。明治初年八雲神社と社名を改め、大正四年氏子の寄進により拝殿を改築した。例祭日は古くは六月十四日であったが、その後八月一日に、現今は九月十五日となった。往古の如く町内地蔵堂前に仮殿(旅所)を設け神璽を奉遷、大祭を執行していたが、昭和五十年九月社殿を新築遷座してからは、拝殿に神輿をすえ御霊を移し祭礼を行っている。上市ケ尾鎮守神として篤く崇敬されている。

 新編武蔵風土記稿には次の様に載ってゐる(2)。( )内は割注部分。
牛頭天王社 (除地二十四歩村ノ西ノ端ニアリ覆屋二間四方内ニ小祠ヲ置西向ナリ木ノ鳥居ヲタツ例祭ハ毎年六月十四日村内地蔵堂ノ前ニ仮屋ヲ設テ其所ヘ持来リテ祭レリココヲ旅所トス東福寺持)
雑記  東急田園都市線市が尾か駅から北西ないし北北西へ0.7kmのところにある。

 当社の北や東の方は宅地開発されてゐるが当社には及んでゐない。
 由緒欄にある「横穴式古墳群」は当社から東北東へ0.3km、小学校北の地にある(3)と云ふ。

 当地名の遍歴については、『昭和14年の横浜市へ編入の際、都筑郡中里村大字市ケ尾から新設した町。古くは都筑郡市ケ尾村であった。明治22年の市町村制施行の際、寺家村・鴨志田村・成合村・上谷本村・下谷本村・鉄村・黒須田村・大場村・北八朔村・西八朔村・小山村・青砥村・下麻生村飛地と合併して中里村大字市ケ尾となる。平成6年の行政区再編成に伴い、緑区から編入。町名は旧村名を採った。『小田原衆所領役帳』に「市郷」の記録がある。』(4)と云ふ。

写 真  (拡大写真は新しいタブ又はウインドウで開きます)
写真1
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写真2
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写真3
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写真4
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写真5
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御本殿

写真6
写真6 拡大 (1280×960)

境内社


出典・脚注
  1. 『神奈川県神社誌』神奈川県神社庁編 昭和57年(1982) p.64
  2. 『新編武蔵風土記稿』 巻之八十八 市ヶ尾村の条 (同書は文政13年(1830)成立。明治17年刊の内務省地理局による翻刻本を引用、漢字は当用の字体に置換へた)
  3. 令和3年8月30日閲覧 横浜市web 青葉区 市ケ尾横穴古墳群
  4. 令和3年9月3日閲覧 横浜市web 青葉区市ケ尾町

改訂記録
  • 令和06.02.29 ページ内の配置変更(スマホでの閲覧に配慮)。神社庁web神社情報のリンク修正。白地図の誤記修正(誤:東西290km×南北270km 正:東西59km 南北55km)

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