地図：地理院地図 いつもNAVI
向拝の梁には小ぶりな鐘がさげられてゐる。小さいとはいへ、何十ｋｇかありさうで、地震に耐へられるのかと心配。 ただ、平成23年の震災には耐へたのだから心配しすぎかもしれない。
訪れたお社には、社名を示す表示が無く、社殿は神奈川県神社庁の神社紹介の画像とことなってゐる。 幸ひ、社殿に社殿の中に、神宮からの式年遷宮に掛かる感謝状が掲示されていて、宛先に「三反田稲荷社」とあるので、社名の確認が出来た。
境内に天保四年の地神供養塔があり、両村講中とある。
武蔵野風土記稿の三段田村の条には、川島村の一部だったが正保年間（1645〜1648）には分村されてゐたこと、 稲荷社については、『除地、一畝五歩、村の中程にてこれも丘上なり、村の鎭守とす、鎭座の年代をしらず、社前に木の鳥居をたつ、 例祭は年々九月十二日、村持』 とある。
