よみ
さばじんじゃ
| 概要
| 当社(佐婆神社)は横浜市泉区和泉町に鎮座する。勧請年代不詳ながら、寛文年中とも慶長年中とも云はれる。境川・和泉川・引地川流域にある十二社の「さば」神社の一社。
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所在地
| 横浜市泉区和泉町4811
(35度25分18.05秒 139度29分13.68秒)
地図:地理院地図(ズームレベル15)
マピオン(ズームレベル15)
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地図
| 参拝当時の地図です。最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。
・東西59km 南北55km
・+印:当社位置
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・東西 1.13 km × 南北 0.94 km、
・○印:本殿の位置
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HP等
| ・神奈川県神社庁 神社情報 佐婆神社
・さば神社について(当web内)
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祭神
| 左馬頭源ノ満仲 (さばのかみみなもとのみつなか)
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由緒
神奈川県神社誌には次の様に載ってゐる(2)。
由緒沿革 勧請年代不詳であるが、俚伝には、寛文年中伊予河野氏の後裔・石川治右衛間が当地に来住、一統の守護神として奉斎したという。一説には勧請を慶長年中とも伝える(「和泉往来」明治十一年誌)。恐らく当社も、他のサバ神社と同様、往古からの社で、当地の字名「神田(かみた)」はもと神餞田であったという。天保六年社殿修復の棟札が遺っており、並木谷戸(なみきやと)の鎮守として氏子の崇敬を集めている。境内の「たぶのき」は推定樹齢三六〇年で、横浜市から名木の指定をうけている。
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註
| 寛文年中:1661〜1673 、慶長年中:1596〜1615
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新編相模国風土記稿の和泉村の条には、五社が記載されてゐる(3)。字は違ふが鯖明神が当社だらうか。
八幡宮 密蔵院持 下同
山王社
神明宮
鯖明神社
第六天社
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| 雑記
| 最寄駅は相模鉄道いずみ野線いずみ中央駅で、当社から南(180°)へ0.7kmの所にある。同駅は平成2年開業で、同線が平成11年に湘南台駅まで延伸するまでは終着駅だった。
『泉区散策ガイド』には「建立された当時は、和泉川沿いに開けた水田を見下ろす高台に鎮座していました。」(3)と云ふ。遷座したのかとも読めるが、住宅が多く建つ前は見晴しが良く、また宅地化されてゐない水田が広がってゐたと云ふ事かと思ふ。地図をみても判るが水田は皆無だ。
祭神は、神奈川県神社庁誌(2)には、木花咲耶姫命も記載があり二柱となってゐる。違ひの経緯は判らない。
「さば」神社は境川流域を主にいくつかある。鯖・左馬と表記されてゐたりするほか、社名を変へたり、合祀されたりもしてゐる。「さば神社について」の頁に「さば」神社の一覧を、参考のため作成してゐる。
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