参拝日　令和３年４月16日(金)
作成日　令和３年10月23日(土)
追記日　令和６年２月24日(土)

神明社 当社は、神奈川区菅田町字猿渡２５６８番地に鎮座し、御祭神は、天照皇狼をお祀り申し上げ、古来より菅田町一円の鎮守として崇敬せられて参りました。 武蔵風土記稿によれば「神明社、小名十三塚にあり、鎮座の初めを知らず、村ノ鎮守ナなり、社一間半に二間、巽に向う。社前半町ばかりの間、左右に松を並べ植え、入口に石の鳥居をたつ……」とあります。 明治六年村社に列せられ、明治四十三年一月に再建、大正十五年九月十四日に神饌幣帛料供進社に指定せられました。例祭日は十月二日であります。 近時、社殿の荒廃甚だしく、氏子崇敬者各位のご協力を得て、再建奉賛会を結成し、本殿と社務所を新築し、拝殿と舞殿を改築し、社域の整備をなし、昭和四十五年五月遷座奉祝祭が執り行われました。

由結沿革　創建年代は不詳であるが古来より菅田町全域の総鎮守であり、明治六年村社に、大正十五年九月神餞幣帛料供進社に指定された。明治四十二年一月再建、昭和四十六年十月本殿、拝殿、神楽殿、社務所を改築し境域の整備をも完成した。 〔附記〕同所菅田町地域内に左記の神社が奉祀されている。（旧雑社につき沿草等省略す） 　須賀社　菅田町二六六九鎮座 　八幡社　菅田町二五三五鎮座 　熊野社　菅田町二七一二鎮座 　日枝社　菅田町一八六九鎮座 　三嶽社　菅田町一六六三鎮座 　杉山社　菅田町八九一鎮座

神明社　(小名十三塚ニアリ鎮座ノ始ヲ知ラス村ノ鎮守ナリ社一間半ニ二間巽ニ向フ社前半町許リノ間左右ニ松ヲ並ヘ植入口ニ石ノ鳥居ヲタツ例祭八月二十六日村内最勝寺持) 他に境内社(写真６)に該当すると思はれる社の記述が次の様にある。 杉山社　(小名戸倉組ニアリ稲荷山王ヲ相殿トス社三間ニ二間前に木ノ鳥居ヲ立村内長道寺持) 御嶽社　(小名中村組ニアリテ其所ノ鎮守ナリ社二間ニ三間前ノ坂ヲ下リテ木ノ鳥居アリ巽ニ向フ) 　末社稲荷社　(本社ノ左ニアリ) 山王社　(村ノ中央ニアリ)