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若宮八幡宮(横浜市南区大岡)

作成日 平成28年11月5日
よみ  わかみやはちまんぐう 地理院地図
参拝日  平成28年1月16日(土)
所在地  横浜市南区大岡1-5-1 (北緯35度25分29.08秒 東経139度36分26.22秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP  神奈川県神社庁 神社詳細 若宮八幡宮
祭神  大雀命 ( おおささぎのみこと )
 誉田別命 ( ほむだわけのみこと )
 武甕槌命 ( たけみかずちのみこと )
 道志留辺命 ( みちしるべのみこと )
 猿田彦命 ( さるたひこのみこと )
 市杵島姫命 ( いちきしまひめのみこと )
 事解男命 ( ことさかのおのみこと )
 伊邪那美命 ( いざなみのみこと )
 天照皇大神 ( あまてらすすめおおみかみ )
由緒  境内に碑がある。それには次のやうにある。
若宮八幡宮御由緒
御祭神 大雀命(仁徳天皇) 誉田別命  武甕槌命
天照皇大神     道志留邊命 猿田彦命
伊邪那美命     市杵島姫命 事解男命
御祭神  大雀命(仁徳天皇)は、往古国民に衣食住の道を教えられていたが、或る年高殿に昇られ四方を見渡したところ、冷害続きによりどの家からも竈の煙が見えず、多くの国民が食することに困窮していることを知り、天皇ご自身が質素倹約に努められると共に、向こう三年間の税の納付を免ぜられ、その三年後に国民の生活が多少豊になったのを喜び、更に三ケ年の免税を実施され、国民と共に国家の創建に力を尽された方で、生命の充実、発展の御守護を土台として、国の護り、産業、事業のみちをお授け下さった神様であります。
由緒沿革  源頼朝が鎌倉幕府を開くにあたり、武蔵国久良岐郡(横浜市の南部地域)の今の地が、鎌倉の鬼門にあたるので、厄除、鎮護等の目的をもって数ヶ所に寺社を創建しましたが、その一つとして当若宮八幡宮は、建久四年(西暦1193年)九月七日鶴岡八幡宮の境内社である若宮八幡宮の別宮として創建されたと伝えられています。
 当初は若宮八幡大神と号し、神仏習合の社で永く久良岐郡大岡川下大岡の鎮守として、諸人の崇敬が大変厚く、建立以来今日に至るまで凡そ八百余年の間、平和と豊かな生活即ち天下泰平、五穀豊穣の祈りの庭として、また、氏子の魂の尊厳を自覚する霊域として護持されて来ました。
 永禄七年、北条氏康の命によって権大僧正源秀天が当若宮八幡宮の別当となり、寶積院と稱して以来現在に至っています。
 明治六年村社に列せられ、明治三十九年には神社統合の趣旨に基づき、近隣八社の氏子信徒が協議の上、明治四十一年十一月二十五日若宮八幡宮に合祀され、十九ヶ町の総鎮守となりました。
 昭和二十二年(西暦1947年)第十七代寶積育三宮司は、第二次世界大戦後の道義の弛緩、思想の低下、世情の混迷頽廃を憂い、十九ヶ町の氏子有志と協議し、若宮八幡宮奉賛会(渡部清治会長)を組織し、神威の加護のもとに恒久の平和を祈念し、併せて祖国再建の成就を念願し、由緒深きこの宮を維持し愈々神威顯揚に奉仕し、念願達成に努める事としました。
 昭和三十六年祖先が建立した床しい茅葺きの社殿もいたく古び、風雨に耐え難くなったので、時の寶積千一郎宮司、二代目奉賛会加藤五十春会長及び氏子十九ヶ町奉賛会理事との協議により、氏子各位からの浄財を仰ぎ、社殿等の御造営再建を行うことを決め、現在の本殿(鉄筋コンクリート造)・弊殿拝殿(銅板葺木造八幡造)及び神楽殿、社務所が昭和三十九年十月に再興され今日に至りました。
 平成六年は、宮社造営三十周年を迎えるにあたり、記念事業を興すべく三代目奉賛会種田百一会長はじめの氏子が総意を結集し、その記念の一つとしてこの若宮八幡宮由緒碑及び若宮招魂社由緒碑を建立したものであります
例祭日 大祭  八月第四土曜日及び日曜日
中祭  一月七日・五月七日
小祭  除夜祭・元旦祭
月次祭 毎月七日
境内社 天満宮・伏見稲荷大明神・浅間神社・若宮招魂社
  (転記に当り、適宜段落分けしました)

若宮招魂社由緒
御祭神 第二次世界大戦(昭和十六年十二月から昭和二十年八月まで)において、氏子十九ヶ町の地域から出征し、戦没された軍人、軍属、看護婦さん等四百八十余柱の方々をお祀りしてあります。
由緒 昭和二十七年(西暦1952年)、時の寶積育三宮司及び若宮八幡宮奉賛会初代会長(渡部清治氏並び)に奉賛会理事等と協議し、日本国の礎となられた方々の英霊を慰め、かつ、末永くその栄誉を讃えるため建立したものであります
雑記  横浜市営地下鉄蒔田駅から南南西へ0.6km、同光明寺駅から東北東へ0.5kmのところにある。鶴岡八幡宮からは北北東へ12km余ある。
 神社庁の紹介ページの御由緒覧には、一部文言の違ひがあるが同様な内容が掲載されてゐる。その内、碑では19ヶ町、紹介ページでは20ヶ町と違ひがある。


参道は、左へ90度曲って、長い階段を登る

若宮招魂社.参道途中の左手に鎮座


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