地図：地理院地図 いつもNAVI
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再建参拾年記念碑
当稲荷山稲荷神社は正一位伏見大明神乙女大明神秋元大明神三大稲荷大明神を祀り其の歴史は古く横浜開港以前より稲荷山の山頂に祭祀され多くの市民の守護神として信仰厚し 昭和弐拾年五月廿九日横浜大空襲の災害に一切焼失したが故榎本幸太郎氏ほか中村四丁目有志多数の努力により現有地に安置す 此之度茲に中村町四丁目稲荷講結成参拾年にあたり之を記念し町内安全を祈願しつつ建立する （中略：講元名・世話人名・協賛自治会名など） 昭和五拾六年弐月初午建之 ○○○○寄進 |
社殿の南側の道路は掘割川から米軍住宅へ続く坂道で、途中に「稲荷坂」の標がある。想像だが、その標の北東側の平らなところが元の稲荷山だったのではないかと思ふ。明治期の地図には山がある。なお、中村八幡宮のHP内に「はじめ稲荷坂の途中にあったが」といふ記述が在り上記記念碑の「稲荷山の山頂」とは一致してゐない。ただ、稲荷坂は米軍住宅の入口までを指すなら、途中には違ひない。
