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五所神社(神奈川県湯河原町)

作成日 平成22年8月19日
追記日 ────────
よみ  ごしょ じんじゃ
所在地  足柄下郡湯河原町宮下359-1(北緯35度8分33秒、東経139度5分38秒)
HP  五所神社
祭神  天照大神 ( あまてらすおおみかみ )
 天忍穂耳尊 ( あめのおしほみみのみこと )
 瓊瓊杵尊 ( ににぎのみこと )
 彦火火出見尊 ( ひこほほでみのみこと )
 ・・草葺不合尊 ( うがやふきあえずのみこと )
 誉田別尊 ( ほむだわけのみこと )
 素盞嗚尊 ( すさのおのみこと )
 伊弉諾尊 ( いざなぎのみこと )
 伊弉冊尊 ( いざなみのみこと )
由緒  境内の掲示板によると(縦書)
   五所神社
一、鎮座地 神奈川県足柄下郡湯河原町宮下字宮の上360
一、祭神 (9神、略。祭神の項と同じため))
一、由緒  当社は、今からおよそ千三百年前第三十八代天智天皇の御代、加賀の住人二見加賀助重行らの手によって この地方が開拓されたとき土肥郷の総鎮守として祀られ、治承四年(1180年)八月、源頼朝伊豆より挙兵の時、この地の豪族 土肥次郎実平は一族と共にこれを助けて頼朝の軍を土肥の館に導き、石橋山合戦進発の前夜は、社前において盛大な戦勝祈願の 護摩をたいたといわれています。以来、土肥一族を始め藩主、領主、庶民の崇敬厚く、現在に至っております。明治六年七月 三十日旧足柄県指令により村社となり、大正四年十一月神奈川県告示により神饌幣帛量供進神社に指定、昭和十九年七月二十二日 神奈川県指令により郷社に昇格、昭和四十三年一月二十四日神奈川県神社庁より献幣使の参向する神社に指定さる。
一、例祭日 八月一日、二日
 他の石碑には、創建時は五柱の祭神を祀り、明治四十五年四月十一日熊野神社八幡神社を合社したと、刻まれてゐる。
参拝日 平成21年10月31日(土)
雑記  明神の楠と神社の間には、通る温泉街へのバスの通る路がある。入谷村が宮下、宮上の両村に分れた正保三年(1646年)にこの樹下の参道をもって分れたといひ、そのころの参道には楠の巨木が生茂ってゐたが、今はこの一樹木のみとなったといふ。
 巨樹の多い神社である。写真の二本の他にも大きな木が茂ってゐるし、湯河原町指定天然記念物の銀杏は樹木高25m、胸高周囲8.8m、推定樹齢800年とされてゐる。銀杏の乳状下垂が切断されてゐるところがあり、切断面には年輪が見へた。切断面を見たのは初めてだった。


平成21年10月31日撮影

平成21年10月31日撮影

平成21年10月31日撮影
湯河原町指定天然記念物 五所神社の楠 樹高36m、胸高周囲8.2m、推定樹齢600年

平成21年10月31日撮影
史蹟「明神の楠」昭和54年四月湯河原町指定文化財 根回り15.6m、樹齢800年以上

・R02.10.03 地理院地図へのリンクを修正


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