ホーム(都道府県の選択)神奈川県の神社にもどる

護王姫社(神奈川県座間市入谷)

作成日 平成23年6月30日
追記日2 平成28年4月13日
よみ  ごおう(の)ひめ しゃ
所在地  座間市入谷一丁目3366番地(北緯35度29分12秒、東経139度23分53秒)
HP  ─
祭神  牛王姫
由緒 境内には座間市指定重要文化財の大欅があり、その標柱には次のように記されてゐる。
 この大欅は、安産の守護神として昔から近在の人々に信仰されてきた子安護王明神の境内にあります。
 護王明神は伝説によると、源義経の側室の牛王姫を祀ったものだといいます。牛王姫は兄の源頼朝に追われていった義経の後を慕って来ましたが、この地で難産のために死んでしまいました。哀れに思った村人は牛王姫母子を葬ったそばに欅を植えて、墓標のかわりとしました。(これが現在の大欅であるといいます)。その後、円教寺の住職日範により円教寺に休息した日蓮上人に牛王姫の 墓前で読経をしてもらって安産の神 護王姫としてここに祀ったものです。
平成二十年九月
座間市教育委員会
参拝日 平成22年9月26日(日)
雑記  歩道橋上で写真を撮ってゐたら、軽トラックがはいってきて止めてゐる自転車がじゃまになりはしないかと 降りていった。車から降りてきた人が、境内にあった枯葉の袋を積込み始めた。お話を聞いたところ、誰かが掃除をしてくれたのに 気づいたので枯葉を取りに来たといふ。社が新しいのは、昨年、欅の枝が折れ、社殿を壊してしまったので、しょうがなく7人で新しい社を建てたといふ。坪○百万もかかったと嘆いてゐらっしゃった。そのころお寺の方にも出費があったさうでなほさらと。お社を壊されないための賽銭入れの設置など、いろいろ教へていただいた。一二週間先にはお寺さんを呼んでお祭り(供養?)をするといふ。

 県道51号(通称 行幸道路・相武台入谷バイパス)はかつて通勤に自転車で走ってゐた路であった。今日はなじみの床屋さんへ行く途中で、何年ぶりかの走行。護王姫社は、鎌倉古道近くで、山の中にあるものと思ってゐたから、道路脇にあるのを知って驚いた。
 当時は、走るのが目的で周りが見へてゐなかった。

追記(H28.4.13)  社殿の左手の細い道が鎌倉街道らしい。バイパスの南側へと続いてゐてバイパスのすぐ南(100m位)には櫛橋があり三年坂(産寧坂?)へと続いてゐる。相鉄線かしわ台駅北西側に目久尻川が流れ産橋が架かってゐる。物語には諸説ある:まめこぞうの旅『第4話 護姫神社』(座間市焦点連合会)


平成22年9月26日撮影
県道上の歩道橋から撮影

平成22年9月26日撮影


補遺
・大欅の文化財指定は昭和42年
・相武台入谷バイパスの全通は昭和49年9月
・円教寺の縁起によると日蓮上人が休息したのを契機に後年(建治元年、1275年)に開山。
・護王姫のはなしも伝へによって異なるところがある。
・明治になってからは、円教寺管理から星野家他の檀家に移った。
・10月上旬にお祭りがあり、お寺さん(多分円教寺)がくるといふ。
・24.03.** 地図を掲載

・H24.03.** 地図を掲載
・H28.04.13 写真1枚・雑記追加
・R02.10.03 地理院地図へのリンクを修正


inserted by FC2 system