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作成日 平成28年3月12日 |
よみ | けたじんじゃ | |||
参拝日 | 平成26年11月22日(土) | |||
高岡市伏木一宮10-1 (北緯36度48分0.81秒 東経137度2分39.35秒)
地図:地理院地図 いつもNAVI | ||||
HP | 気多神社(Wiki) | |||
祭神 | 大己貴命(おおなむちのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと) 菊理媛神(ぬなかわひめのみこと) 奴奈加波比売命(ぬなかわひめのみこと) | |||
由緒 | 県社 明神大
境内にあった案内板の一部を転記(横書き)
大伴神社脇に建ってゐる大伴神社御由緒碑
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雑記 | 氷見線伏木駅から北西へ1.5km。同線越中国分駅からは南西へ0.8kmだが、道のりにするとわづかに近い程度だ。
新湊(放生津八幡・新屋神社)をたったあと、万葉線の中伏木駅(射水市)で降りて長さ610mの 伏木万葉大橋を通って小矢部川(おやべがわ)の左岸に渡った。上流側に伏木港があるからか、高い位置に設置されてゐる。歩道が付いて ゐるので安全に歩けるが、その分橋が長いし上り坂になってゐる。景色はすばらしい。 この橋の辺りに如意の渡しがあったといふ。伏木万葉大橋が開通したのと同じ平成21年8月2日に廃止されてゐる。歩く人にとっては料金が 必要なものの時間は短いし歩く距離も短く、渡しの方が楽ができたに違いない。もっとも歩行者には会はなかった。自転車1台と行き違ったのみだったから この橋が無くても採算はとれなかったのでは? 気多神社社務所入り口を左に見てそのまま行くと「気多神社の清泉」があり水が流れ出てゐる。少し先には長い石段がある。境内は大きな木が多く 薄暗い感がある。拝殿の前まで来た時はちょうど九時。参拝した後、案内板の略史や宝物の説明を読んで本殿の向拝を見ると黒い額様のものが見えるので、 写真撮影を試みた。あとで見ると何とか気多とあるのが判る。藤原行成の書。空海書の扁額は気がついたら半分写ってゐた。何枚か撮るのだった。 『義経記』には、奥州に落ちのびる源義経が如意の渡しに乗船しようとしたとき、渡守の平権守に義経であることを見破られるが、 弁慶の扇で義経を打ちすえるといふ機転で無事に乗船できたといふ話があるといふ。(話は聞いたことがあるが、脚色されてゐたかもしれない) 境内社の大伴神社は、大伴家没後1200年にあたる昭和60年(1985年)に、気多神社社殿の左側に造られた新しい神社である。 参道入口には、向かって右には気多神社、左には大伴神社の社号標が立ってゐた。大切にされてゐる表れだらうか。 神社由緒のほかに、大伴宿禰家持卿顕彰碑がある。こちらも昭和六十年に建てられ、八百文字ほどが刻まれてゐる。 |
拝殿 | 本殿(永禄年間に再建された。三間社・流造・こけら葺) |
本殿向拝。真ん中の黒い文字は「氣多大社」(藤原行成書)の内の二文字、右端の一部が写っている額は「一宮」(空海書) | 大伴神社 |
大伴神社 |