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菅田天神社(山梨県甲州市塩山)

作成日 平成26年10月13日
よみ  かんだてんじんしゃ
参拝日  平成26年9月6日(土)
所在地  甲州市塩山上於曽1054 (北緯35.705197,東経138.728091)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP  山梨県神社庁 神社詳細 菅田天神社  Wikpedia 菅田天神社
祭神  素盞嗚尊、五男三女神、菅原道真公
由緒  旧県社。境内の掲示には次のやうにある。
菅田天神社

 塩山上於曽に鎮座し、祭神は本殿に素戔嗚尊および五男三女神、相殿に菅原道真を祭祀する。社記によると、承和九年(842)国司藤原伊勢雄が勅を奉じ、 甲斐小目飯高浜成に命じて創立したと伝える。寛弘元年(1004)菅原道真を相殿で祭り、これ以来菅田天神社と称したという。新羅三郎義光以来 甲斐源氏の鎮守とされ、社の位置が府中(甲斐府中)の鬼門に当るので、武田家は重宝楯無鎧をこの宮に預け、於曽氏にその保管をさせ、大事あるごとに出納を命じたという。
 またこの楯無鎧については、承久年間武田信光が社殿を造営し、陣中の守護たる神器楯無鎧を社殿に納め置き、同族である於曽氏に守護させたと伝えている。

指定文化財
 国宝 昭和二十七年十一月二十二日 指定
 工芸 小桜韋威鎧兜大袖付一領(こざくらがわ おどしよろい かぶと おおそでつき)

県指定文化財 昭和三十八年九月九日 指定
天然記念物  菅田天神社のカシ群

 昭和六十二年三月  甲州市教育委員会
(甲州市は平成17年に塩山市・勝沼町・大和村が合併して発足してゐるので、昭和六十二年であれば塩山市教育委員会が設置者であらう。 また、汚れや劣化の具合から見て30年前のものとは思へない)
雑記  中央本線塩山駅から西南西へ500mのところにある。塩の山からは南南東へ700m(頂上から)にある。

 境内には石製の垣で囲はれた中に白い建物がある。狛犬一対が護ってをり、「武田の始祖新羅三郎義光之を継承す 新羅宮」と刻まれた石標柱があり、神社かと思ったものの、「國寶 小櫻韋威鎧」と刻まれた石標柱もある。 宝物庫であった。後に調べてみると「楯無」と号する鎧とされ、後世の補修や改変は多いものの平安時代後期作の貴重なものといふ。


平成26年9月6日撮影

平成26年9月6日撮影

平成26年9月6日撮影

平成26年9月6日撮影


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