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大石神社(山梨県山梨市西)

作成日 平成22年6月20日
追記日 ────────
よみ  おおいしじんじゃ
所在地  山梨市西2067(北緯35度43分19秒、東経138度41分45秒)
HP  ─
祭神  大山祇命(おおやまずみのみこと)
由緒 物部神社の論社。村社。境内の掲示板によると(横書)
大石神社(おおいしじんじゃ)
山梨市西2067

 創建年代は不詳ですが、社殿建築が発生する以前から「磐座」(いわくら)とよばれる古い石信仰の場として崇拝されたと みられています。『甲州噺』(享保17年[1732])には岩手能登守(信盛)が建立したと記載されています。信盛は甲斐守 護武田信昌の子縄美の嫡男で、岩手氏は縄美が岩手郷を領収し岩手氏を名乗ったのがはじまりとされています。信盛・ 信景・信重と武田氏に仕え、御親類衆・旗奉行という重職につき、東の武田殿ともいわれました。
 社名の起りとなった御影石(花崗岩)の神体石は、高さ12m、周囲68mで首鎧(かぶと)形をしており、上部には 平坦面があるといわれています。
ほかにも名が付けられた石が多くあります(烏帽子石、屏風石、影向石、産屋石、胎内石、浮橋石、百足石、笠石、乳石、 子守石など)。
参拝日 平成21年9月13日(日)
雑記  鳥居をくぐって階段を上ってゆくと大きな石がある。岩といった方がよい。さらに登ってゆくと社殿がある。 石の大きに圧倒される。社殿の後ろ側にも回ってみる。どうしてこんなにも大きな石があるのか?
 カメラは、28mm(35mm換算)なので、大概は写せるのだが、思ふやうに写ってゐない。かつて、18mmのレンズを 使ってゐたときのことを思ひ出した。フィルムのカメラで故障したまま部品がなく修理不能になってゐる。一眼レフは かさばるので持歩くのが苦になってきて、新調しないままだ。
 境内の碑をみると、昭和三十九年の拝殿改築、本殿拝殿改築記念碑(平成元年?)、手塚藤兵衛翁頌徳碑がある。 手塚氏は、大正9年、岩手村(現山梨市)出身で東都化成(株)を創立し、平成元年に株式公開してゐること。山梨市役所新庁舎建設 山梨市民会館新設母校岩手小学校に手塚文庫開設、さらに大石神社本殿拝殿改築等々巨額の御芳志と多大の御尽力を頂いた、 とある。東都化成は、現在では新日鐵の子会社(平成15年)を経て平成22年4月には社名を新日化エポキシ製造(株)と変更 されてゐる。
 


平成21年9月13日撮影
鳥居の先の階段を上ると社殿、大石がある

平成21年9月13日撮影

平成21年9月13日撮影
本殿の後ろはご神体の石?


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