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靜岡縣護國神社(静岡県静岡市葵区)

作成日 平成26年10月5日
よみ  しずおかけんごこくじんじゃ
参拝日  平成25年8月3日(土)
所在地  静岡市葵区柚木366 (北緯34度59分15.3秒  東経138度24分25秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP  靜岡縣護國神社  静岡県県神社庁 神社紹介  Wikipedia
祭神  護国の英霊七万六千余柱
由緒  別表神社。
境内設置の案内板には次のやうにある。
 静岡市柚木鎮座
   静岡県護國神社

一由緒
  明治三十二年十一月
 共祭招魂社として静岡
 市北番町に創祀され明
 治維新以来日清日露の
 両戦役満州事変大東亜
 戦争ち国事にたおれた
 静岡県出身並びに縁故
 ある戦没軍人軍属等の
 殉国の御霊を逐次合祀
 してある
  昭和十七年十月県民
 の総意により現在地に
 移転御造営がなり同月
 八日遷座し昭和四十年
 八月御社殿を修築した

一例祭 十月二十二日
      二十三
一祭神 七万六千余柱
一社殿 流造銅板葺
一境内 三万二千余坪
   (十万六千余平方米)
手水舎には次の説明書があった。
この御手洗石は九州福岡県博多在の産で当神社が昭和十七年十月現在地にご遷座の時静岡市本通り一丁目の手塚六郎治氏より奉納されたものであります。
 当時は大東亜戦争苛烈下で運搬は容易でなかったが陸軍大臣の命によって汽車で輸送され約十四平方米(畳九畳半)あり全国で最大の御手洗石であります。

招魂場の鳥居については次のような説明書が設置されてゐた。
この鳥居は駿府城跡の元静岡歩兵第三十四聯隊内に鎮座した岳南神社の鳥居です。
数万の聯隊兵士はこの神社で武運長久と戦勝を祈願して、出征しました。特に兵士の素朴な願いと、心のよりどころの神社でありました。 昭和二十年田高いが終わり駿府城内も一変し、新時代の姿に衣替えすることになり、仲町及地元世話人有志により、此の処に終戦三十周年を記念して移築されました。
雑記   夏。
 JRの青春18切符を使って、神奈川県外の少し遠いところへ出かけたくなる。当社と静岡浅間神社のある静岡市にした。
 当社最寄駅の東静岡駅は記憶に無かったので、調べると平成10年30日開業だった。清水駅には月に一度通ってゐた事があったので駅名は覚えてゐるはずだったが、昭和のころの記憶のままでは通用しない。

 当社は東静岡駅から北西へ600mのところにある。静岡鉄道の柚木駅からならもっと近い。社地は沼地だったため埋立てされ、平地には6000本、裏山には7000本も木が植ゑられたといふ。

 いろいろな碑があった。
 ・中国古戦場の石(旧第三十四聯隊の戦跡から持帰った玉垣下の小石)
 ・赤十字殉職救護員の碑
 ・ノモンハン事件従軍戦友の慰霊碑
 ・満州からグアムに転進した第574部隊の慰霊碑
 ・南方で戦ひ千数百名が壊滅した内匠部隊之碑
碑文を読むと悲しくなる。


平成25年8月3日撮影

平成25年8月3日撮影 二の鳥居 万灯みたま祭の準備中であった

平成25年8月3日撮影

平成25年8月3日撮影 天皇陛下から十年おきに幣帛料が御奉納されてゐる

平成25年8月3日撮影 招魂場 当地に遷座してから毎年招魂祭を斎行してきたところ (鳥居は由緒の欄参照)



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