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三加番稲荷神社(静岡県静岡市葵区東草深町)

作成日 平成26年12月21日
よみ  さんかばん いなりじんじゃ
参拝日  平成25年8月15日(木)
所在地  静岡市葵区東草深町11-3 (北緯34度58分58.6秒  東経138度23分2.3秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP  静岡県神社庁 三加番稲荷神社
祭神  保食大神
由緒  
三加番稲荷神社

祭神 保食大神(うけもちのおおかみ)
祭日 春祭 春分の日 秋祭 秋分の日
由緒 寛永八年に駿府城主徳川忠長が将軍の勘気に触れ蟄居を命ぜられての後は駿河國は幕府の直轄領となり駿府城には城主を置かず 城代定番が務める城番となり定番の下に小大名又は旗本の中から加番を勤番せしめ城外の警備にあたらしめた。慶安四年に由井正雪の反乱が あっての後に従来の一、二加番に加えて三加番が増設され東草深にその屋敷を設けると共に邸内の守護神としてこの三加番稲荷神社を鎮祭し 代々の加番は深く崇敬して毎年二月初午に盛大な祭典を行い又石灯籠鳥居等も数多く奉納された。明治維新に至り加番屋敷廃邸後は東草深 三ヶ町の鎮守となり明治十一年三月政府公認の神社として存置を許可され後に水落町二丁目も氏子に加わり一般町屋 遠近の人々から深く信仰されるに至った
御神徳 保食大神は伊勢の外宮に奉祀する豊受大神と御同神で人間生活にいちばん必要な食料と衣料をお恵み下さる神である 古歌に 朝夕の箸とるごとに保食の神の恵みを思へ世の人 とある 又福徳円満の神商賣繁昌の神として最も信仰される神である。
雑記  東海道本線静岡駅から北ないし北北東に1.3kmの所にある。城の北に当る。
 他の加番の稲荷神社は、城の東に一加番稲荷神社、西に鷹乃森二加番稲荷神社がある。


平成25年8月15日撮影 社殿は赤い鳥居をくぐって左手にある

平成25年8月15日撮影

平成25年8月15日撮影 向拝の扁額と鳥居横の社号標


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