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近江神宮(滋賀県大津市神宮町)

  
参拝日 令和2年12月9日(水)
作成日 令和3年7月17日(土)
改訂日 令和6年3月3日(日)
 
よみ  おうみじんぐう  
所在地  大津市神宮町1-1
  (35度1分56.76秒 135度51分4.68秒)
 地図:地理院地図(ズームレベル15)
    いつもNAVI(ズームレベル13)  
地図  参拝当時の地図です。(最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。)
地理院地図、東西 59km×南北 55km の範囲の地図です
・東西59km 南北55km
印:当社位置


地理院地図、東西 1.13km×南北 0.94km の範囲の地図です
・東西 1.13 km × 南北 0.94 km、
印:本殿の位置
HP等  滋賀県神社庁 神社詳細 近江神宮
 Wikipedia:近江神宮
 当社HP
祭神  天智天皇 (てんじてんのう)
由緒  別表神社 勅祭社 元 官幣大社
 境内の掲示板に由緒が次の様に記されてゐる。
由緒

御祭神 天智天皇  ○の御名 天命開別大神
           (あめみことひらかすわけのおおかみ)

 御祭神は第三十八代の天皇であるが、
はじめ中大兄皇子と申上げ、命を去る約
千三百年の昔 大化改新の大業を断行遊
ばされ我が国古代に於ける我国の体制を
確立せられ、雄大な建国の理想を実現せ
られた中興の英主であらせられる。
 神界に坐しては、天命開別大神と讃え
られ 万物の運命開拓のことを○○し給
ら宝○につかれ、○等が運命の○○もは
じめ、明治維新の大業も ○○の目覚ま
しい文化的飛躍も その冥助によるとこ
ろと敬慕して 「世直しの大神」開運の
大神と信仰されている。
 又小倉百人一首の「秋の田」の御製で
昔から国民に親しまれ「学問の神」「知
恵の神」と崇められると供に、御存世の
時初めて漏刻台を置き、時刻を国民に周
知せしめられた御事績により 時刻関係
の祖神と仰がれている。
 当神宮はその御聖コを敬仰する県民○
度の請願が発端となり、官幣大社として
昭和十五年十一月七日御鎮座になり爾来
 例祭は毎年四月廿日勅使御参向のもと
に厳修されて今日に至る

              近江神宮


 註 ○:判読できなかった文字
   下線部分は、他文書からの推定部分
雑記  京阪電気鉄道石山坂本線近江神宮前駅から北西へ0.6kmの所にある。

 境内の一部は近江大津宮の一部といふ。今朝、京都駅前から日吉大社へ向った際は、大津京駅で京阪大津京駅に乗換えてゐたが、「大津京」との表現に気づき、『へえ、それは知らなかった』と思ったものの、調べたら平城京のやうな条坊制は無く単に都といふ意味だと知った。人騒がせ。

 個人的には、天皇の御前で蘇我入鹿を暗殺するといふ乙巳の変を起した、また白村江で大敗した、と肯定的には受取れない大事がある。(乙巳の変は軽皇子(後の孝徳天皇)のクーデター説もあり判らないことが多い)

 乙巳の変を含む政変は、明治維新に至る1200年の基礎となった、と言はれるが故の当社創祀なのだらう。

写 真  (拡大写真は新しいタブ又はウインドウで開きます)
写真1 一の鳥居
写真1 拡大 (1280×960)

一の鳥居

写真2 二の鳥居・参道
写真2 拡大 (1280×960)

二の鳥居・参道

写真3 楼門
写真3 拡大 (1280×960)

楼門

写真4 外拝殿
写真4 拡大 (1280×960)

外拝殿

写真5 内拝殿 奥に本殿の千木が見えている
写真5 拡大 (1280×960)

内拝殿 奥に本殿の千木が見えてゐる

写真6 栖松遙拝殿
写真6 拡大 (1280×960)

栖松遙拝殿(せいしょう ようはいでん)
鳥居脇には次の案内があった。
この社は、大正天皇の聖旨に依り有栖川宮の祭祀を継承された高松宮宣仁親王が、御成婚ののち東京高輪の宮邸内に御創建、妃殿下ともども日々礼拝しておられた御霊屋(みたまや)であります。
 両殿下薨去後、高松宮とご縁の深い当近江神宮境内へお移しすることとなり、今般原寸通りの復元移築工事が完了、栖松遥拝殿と名づけられました。命名の由来は、有栖川宮の「栖」と高松宮の「松」の一字づつを拝戴し、栖むところ松の緑の如く清らかにの寓意をこめて、亡き宮様方の御遺徳を永く偲ばんが為であります。ご参拝の皆様方には併せて皇室の御繁栄と国運の隆昌・開運安寧とをご祈念下さい。
  平成十九年三月吉日
近 江 神 宮


御朱印
御朱印 拡大 (641×960)


出典・脚注
  1.  ─

改訂記録
  • 令和06.03.03 ページ内の配置変更(スマホでの閲覧に配慮)。白地図の誤記修正(誤:東西290km×南北270km 正:東西59km 南北55km)

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