神社訪問記HP京都府 > 京都市

大原野神社(京都市西京区大原野南春日町)

  
参拝日 令和2年12月8日(火)
作成日 令和3年6月19日(土)
改訂日 令和6年3月4日(月)
 
よみ  おおはらの じんじゃ  
所在地  京都市西京区大原野南春日町1152
  (34度57分37.31秒 135度39分22.48秒)
 地図:地理院地図(ズームレベル15)
    いつもNAVI(ズームレベル13)  
地図  参拝当時の地図です。(最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。)
地理院地図、東西 59km×南北 55km の範囲の地図です
・東西59km 南北55km
印:当社位置


地理院地図、東西 1.13km×南北 0.94km の範囲の地図です
・東西 1.13 km × 南北 0.94 km、
印:本殿の位置
HP等  Wikipedia:大原野神社
 当社HP
祭神  建御賀豆智命(たけみかづちみこと)
 伊波比主命 (いはひぬしみこと)
 天之子八根命(あめのこやねみこと)
 比淘蜷_  (ひめおかみ)
由緒  別表神社 元官幣中社 

 境内の掲示には次の様に記されてゐる。
御由緒

大原野神社鎮座の一帯は山城地方でも古くから開けたところで一萬年も以前の有柄尖頭器が山の手から發見されている。人皇五十代桓武天皇が都を奈良から京都向日市を中心とした長岡京(784-794)に遷された時 鷹狩を愛した天皇はしばしば大原野に足を運んで鷹を放たれた。
 萬葉集の編者大伴家持が
「大原やせがいの水を手にむすび
   鳥は鳴くとも遊びてゆかん」
と詠んだのも狩に供奉した時のものであろう。
またこの風景を賞で藤原氏の人達は氏神春日大社の御分霊を遷し祀ることにした。これが當社の起りである。御祭神は
第一殿 建御賀豆智命(たけみかづちみこと)
第二殿 伊波比主命(いはひぬしみこと)(経津主命)
第三殿 天之子八根命(あめのこやねみこと)
第四殿 比淘蜷_(ひめおかみ)
がお祀りされている。文コ天皇は仁壽元年(851)祖父藤原冬嗣が生前果せなかった壮麗な社殿を創建され春秋二季勅使をつかわし勅祭を行われた。應仁亂後は社運おとろえ祭儀さえ中絶したが後水尾天皇(1648)が再建された今の本殿四棟春日造はこの時のものである。慶應元年十一月加茂、石清水の勅裁に次いで官祭が復興され近くは大正十一年十一月十四日時の皇后(貞明皇后)が當社に行啓遊ばされた。御例祭は櫻花満開の四月八日に執行、特殊神事として御弓祭と御田刈祭の二私大祭がある。
大原野神社

  奉納 昭和五十五年九月
     氏子総代一同
雑記  阪急電鉄京都線東向日駅から西へ4.3kmのところにある。

 紅葉が綺麗だった。終りがけではあった。

写 真  (拡大写真は新しいタブ又はウインドウで開きます)
写真1 社頭・一の鳥居
写真1 拡大 (1280×960)

社頭・一の鳥居

写真2 二の鳥居
写真2 拡大 (1280×960)

二の鳥居

写真3 参道
写真3 拡大 (1280×960)

参道

写真4
写真4 拡大 (1280×960)

三の鳥居・中門

御本殿は見えなかった

写真5 鯉沢の池・若宮社・地主神社
写真5 拡大 (1280×960)

鯉沢の池・若宮社・地主神社

鯉沢の池:文徳天皇(第55代)が奈良の猿沢池を模して造ったと言はれる(1)
若宮社:池の向こう側にある。写真6参照
地主神社:池の中の島に鎮座してゐる

写真6
写真6 拡大 (1280×960)

 若宮社御本殿
京都市指定有形文化財
 大原野神社 摂社若宮社 一棟
 大原野神社は、延暦三年(784)の長岡京遷都の際、藤原氏の氏神として奈良の春日神社(現春日大社)の御霊を祀ったのが始りとされる。中世末には衰退するが、近世になって後水尾天皇(1596〜1680)により再興された。
 摂社若宮社は、本殿の第三神と第四神の御子神である水コ(すいとく)の神、天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)を祀る。平成二十五年に修理が行われ、古い材料がよく残ることがわかり、元禄十四年(1701)まで遡ることが明らかになった。若宮社は、本殿に比べて一回り小さく、部材の形から、本殿よりも時代が遡る。部材の取替えが一部みられるが、境内の中で最も古く、春日大社の形式に倣ったことを伝える重要な建物である。
 また、元禄十四年、慶応元年(1865)、大正十年(1921)、昭和三十二年(1957)、昭和六十二年の棟札と、大正十年の木札が残されていた。修理の履歴がわかるものとして貴重であるため、建物とあわせて附指定となった。
平成二十九年三月三十一日
京都市


写真7
写真7 拡大 (1280×960)

 境内社

 手前から祓戸社、八幡社(相殿 白鬚社 藤森社)、稲荷社、八坂社

御朱印
御朱印 拡大 (688×960)

本社(大原野神社)

御朱印
御朱印 拡大 (673×960)

若宮社 (写真5、6参照)

祭神:天忍雲根命

御朱印
御朱印 拡大 (689×960)

境内社 (写真5、7参照)


出典・脚注
  1. 令和3年6月11日閲覧 Wikipedia 大原野神社

改訂記録
  • 令和06.03.04 ページ内の配置変更(スマホでの閲覧に配慮)。白地図の誤記修正(誤:東西290km×南北270km 正:東西59km 南北55km)

文頭へ移動  ホーム(神社訪問記)


inserted by FC2 system