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文子天満宮(京都市下京区天神町)

  
参拝日 令和2年12月11日(金)
作成日 令和3年7月25日(日)
改訂日 令和6年3月2日(土)
 
よみ  あやこ てんまんぐう  
所在地 京都市下京区天神町  (34度59分33.55秒 135度45分41.83秒)
 地図:地理院地図(ズームレベル15)
    いつもNAVI(ズームレベル13)  
地図  参拝当時の地図です。(最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。)
地理院地図、東西 59km×南北 55km の範囲の地図です
・東西59km 南北55km
印:当社位置


地理院地図、東西 1.13km×南北 0.94km の範囲の地図です
・東西 1.13 km × 南北 0.94 km、
印:本殿の位置
HP等  当社HP: 文子天満宮
 Wikipwdexia:文子天満宮
祭神  菅原道真公  
 相殿 伴氏(菅公御母君)、是善公(菅公御父君)、多治比文子(菅公乳母)
由緒  元 村社 
 向拝に掲げてある説明文は次の様。
天慶(てんぎょう)五年(942)文子(あやこ)は菅公の託宣(北野の地にまつれのおつげ)を受けた。天歴(947)六月九日今の北野に移しまつり「北野天満宮の前身神社」と言われ、日本で一番最初に多治比の文子により菅原道真公(天神様)を神様として、信仰の対象におまつりをしたことから「天神信仰発祥の神社」と言われる由縁であります。当神社は主祭神菅原道真公(天神様)と菅公の乳母多治比の文子をおまつりしています。藤原時平(ときひら)のざん言により菅原道真公(菅公)は太宰府へ左遷の途次、離別に際し菅公自ら彫られた神像を乳母の文子に託した。文子は庭前に小祠をもうけ、崇め、おまつりした。これが天神信仰の始まりであり、当神社の起源であります。

 鳥居脇に設置の掲示には次の様に記されてゐる。
文子天満宮
 祭神として菅原道真を祀り、洛陽天満宮二十五社の一つに数えられている。
 社伝によれば、大宰府(福岡県)に左遷された道真は、延喜三年(九 O 三) に五十九歳で没したが、没後、道真の乳母であった多治比文子は、「われを右近の馬場に祀れ」との道真の託宣(おつげ)を受けたという。しかし、文子は貧しく、社殿を建立することができず、右京七条二坊の自宅に小さな祠を建て、道真を祀ったといわれている。これが当社の起こりで、天神信仰発祥の神社、また北野天満宮の前身とも伝えられている。
 以後、天明、安政、元治の大火で類焼したが、 その都度再建され、明治に至り、村社に列せられた。現在の社殿は、大正七年(一九一八)に造営されたものである。毎年四月十六日に近い第三日曜日に、例祭が執り行われる。 京都市
雑記  京都駅から北へ0.7km、東本願寺の東にある。京都地下鉄五条駅から南南東へ0.3kmの距離にあるが、地下へ降りたり、地下から地上へ登ったりする事を考えると、違ひはなささう。

 神社巡りを始めた頃から来てみたかった。今回の旅行の主目的は、別表神社を訪れることだったけれど、最終日の今日は、霊山護国神社を参拝したあと、新幹線の発車16:10までの四時間ほどは、計画未定だった。鉄道博物館に心がひかれてゐたけれど、断念。わらび餅を食べたり東寺餅を購入し、当社に詣でることにした。鉄博は又の機会に。
 12月8日(火)からの京都旅行は、当社参拝で終り。あとは、帰るのみ。

 さて、北野天満宮境内に「文子天満宮」があり、それは西ノ京にあったのを明治時代に遷した、と云ふ。現在、旧地は、文子天満宮御旅所となってゐる(北緯35度1分17.07秒 東経135度44分3.37秒、上京区北町)(1)。当社との関係は?

写 真  (拡大写真は新しいタブ又はウインドウで開きます)
写真1
写真1 拡大 (1280×960)

社頭

写真2
写真2 拡大 (1280×960)

牛が護ってゐる

写真3
写真3 拡大 (1280×960)

社殿。向って左の建物は文子殿

写真4
写真4 拡大 (1280×960)

本殿

写真5
写真5 拡大 (1280×960)

文子像

写真6
写真6 拡大 (1280×960)

境内社

向って左の祠は、老松社(祭神 島田忠臣翁)、福部社(祭神 十川能福(そがわのうふく))、火之御子社(祭神 火雷神)の合社。右は、白太夫社(祭神 度会(わたらい)晴彦翁)。いずれも菅公と縁が深い。

御朱印
御朱印 拡大 (646×960)


出典・脚注
  1. R3.7.24閲覧 京都市博物館 フィールド・ミュージアム京都 文子天満宮旧址

改訂記録
  • 令和06.03.02 ページ内の配置変更(スマホでの閲覧に配慮)。白地図の誤記修正(誤:東西290km×南北270km 正:東西59km 南北55km)

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