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野宮神社(京都府京都市右京区嵯峨野)

作成日 平成24年1月20日
追記日 ────────
よみ  ののみやじんじゃ
所在地  京都市右京区嵯峨野宮町1(北緯35度1分4秒  東経135度40分26.7秒)  ゼンリン地図
HP  野宮神社  Wikipedia
祭神  野宮大神(天照皇大神)
由緒  村社。社頭にある掲示によると
野宮神社
 伊勢の神宮に奉仕する内親王が潔斎のため居住した跡で、今三つの祠があり、中央に天照大神を祀り、左右に愛宕、弁財天を祀っている。
 歴代天皇は未婚の皇女を神宮に奉仕せしめられ、これを斎宮(さいぐう)といった。斎宮に立たれる内親王は、まず皇居内の初斎院で 一年余り潔斎されてからこの野宮に移り、三年間の潔斎の後、初めて伊勢に向われたが、その時の行列を斎王群行といった。斎宮は 垂仁天皇の時に皇女倭姫命をして奉仕せしめられたのが始りで、その後北朝時代(14世紀後半)に廃絶した。
 野宮は源氏物語にも現れ、謡曲、和歌などに謡われているが、黒木の鳥居や小柴垣は昔のままの遺風を伝えるものである。
京都市
参拝日  平成23年4月17日(日)
雑記  渡月橋を観光したあと参拝した。人通りの多いところから静かなところへ向うものと思ひきや、人通りが絶えない。 野宮神社に向ふ人達だった。しかしながら、社殿の前だけで、じゅうたん苔のある庭園の方に行く人は少ない。
 境内社の野宮大黒天は縁結びの神として有名なのださうだ。

 地主神社もさうだが野宮神社も神社本教包括下の神社といふ。近畿の府県(大半は京都市内)に分布する 神社80社を包括してゐる団体といふ。明治期の民社と官社(京都には国官幣社が多い)の神職の軋轢が戦後の包括団体設立にまで及んだだけで、神様に違ひは無 いやうだ。


平成23年4月17日撮影

平成23年4月17日撮影

平成23年4月17日撮影 じゅうたん苔


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