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作成日 平成30年1月6日 |
よみ | みささじんじゃ | |||
参拝日 | 平成29年6月9日(金) | |||
三朝町三朝796 (北緯35度24分30.91秒 東経133度53分42.71秒)
地図:地理院地図 いつもNAVI | ||||
HP等 | ||||
祭神 | 大己貴命(大国主神)
素盞嗚命 誉田別命(応神天皇) 大山祇命 武内宿禰 | |||
由緒 | 境内の掲示には次のやうに記されてゐる。
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雑記 | 山陰線倉吉駅から南東へ6.5km、バスで20分の所にある。
ツアーは、三朝温泉に宿泊。夜は蛍が飛ぶのを見て楽しんだ。 朝、三日目、晴天。六時過ぎに出て当社三朝神社と温泉の起源といふ株湯を訪れた。 社殿の屋根は平成17年に葺替が行はれてゐる。明和二年(1765)の灯籠(火袋部分は無くなってゐる)があった。 当社から東南東へ0.3kmの所に「三朝町指定旧跡 株湯」があり、次の掲示がある。
良く見ると「被災宅地危険度判定結果」「この宅地の被災度は小さいと考えられます」「判定日時 平成28年10月26日午前」と記載されてゐる。二次災害を防ぐ良い活動には違いないが、何故か判定結果の文字は小さい。理由があるのだらう。「小被害」とでも表示するので良いだらうに。前日夜に「要注意宅地」の表示を見かけたので違ひは判るが。 小生はいままで被災宅地危険度判定に縁が無く、初めて目にしたので、記憶に留めるため記載した。 ラドンをありがたがる人がゐるやうなのだが、私は何とも思はない。長期間高濃度で晒されると有害なのは明確なので、どの程度の濃度なのか調べてみた。 (1)三朝温泉地区の屋内のラドン平均濃度は、全国の約3倍(54Bq/m3)であり、1時間当たり約0.15マイクロ・シーベルト(1.2ミリ・シーベルト/年)の放射線量に相当します。とのこと。http://www.iwayu.jp/about-radiation/ (2)三朝温泉水のラドン濃度は9400Bq/リットル。温泉法によれば111Bq/kg 以上で放射能泉と規定。 (3)WHOの飲料水基準は258.9Bq以下。 (4)思ふに、旅行者は、温泉に毎日何時間も入る訳ではないから、何らかの影響があるのか判らないレベルなんだろう。100ミリシーベルト/年で発癌率が上がるのが判る程度の被爆とされてゐゐる。これは、空気中4500Bq/m3 が100ミリシーベルトに相当するが、ラドンは特に肺に作用するので、ここからは小生の推測となるが、10分の一の450Bq/m3 をめやすとしても、室内空気は100分の一。浴室のラドン濃度は不明だが仮に屋内の100倍としても浴室に住む訳ではないから、発癌率の上昇が検出出来るほどの影響はないだらう。(根拠を明示してゐないながら、「三朝温泉のある浴室内の放射能は、1 m3当たり200〜8000ベクレル」との記載もある ここ) (5)ホルミシス効果があるとの説がある。三朝温泉の住民の肺がんは少なめとの調査結果があるといふ。 (6)依つて、心配する必要は無く、気持の持ちようか。(原発の放射能は有害で、自然環境の放射能は問題ないといふ説は気の持ちようではなく単なる無知。核種の違ひを言ふなら意味はある) (7)参考にした文書:「放射能泉と健康」(一般財団法人 高度情報科学技術研究機構) |
写真 | |
御本殿 | |
境内社(外谷神社と思はれる) | 手水鉢、湯気が立つてゐる、少し熱かった。 株湯1号2号混合泉、成分分析表と飲用時の注意事項が記されてゐる。 温度45.6℃。 |
株湯(三朝温泉の起源) |
脚注
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