1622_津別神社(北海道〈オホーツク〉津別町)|神社訪問記

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津別神社 (北海道〈オホーツク〉津別町)

参拝日　令和４年６月８日(金)
作成日　令和５年４月15日(土)
追記日　令和６年１月31日(水)

よみ

　つべつじんじゃ

概要

　津別神社は北海道オホーツク管内津別町に鎮座してゐる。創祀は明治３５年に開拓に入った住民が標杭を立て八幡大神を奉斎したことに始る。昭和１１年に公認神社となり、昭和１８年には村社に列格した。　

所在地

　オホーツク管内〉津別町西二条三十番地
　　北緯 43度42分24.75秒
　　東経144度1分9.99秒
　地理院地図(ズームレベル15)
　マピオン(ズームレベル13) 　

地図

　参拝当時の地図です。最新の地図は所在地欄のリンク先をご覧下さい。

・東西290km　南北270km
・＋印：当社位置

・東西145km　南北145km
・＋印：当社位置

・東西 1.13 km × 南北 0.94 km、
・○印：本殿の位置

ＨＰ等

　北海道神社庁北海道の神社津別神社

祭神

　品陀別命(ほんだわけのみこと)
　息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)
　比賣神（ひめかみ)

由緒

　元村社

北海道神社庁誌には次の様に載ってゐる(1)。

由緒　明治三十六年当時、住民相談り古木鬱然たる原始林の中に標木を建て、八幡大神を祀り産土神として奉斎した事に始まる。明治三十九年現在の社地に神祠を建立、爾来町勢の発展に伴い、逐次社殿その他の面目を改め、昭和十一年十一月二十日創立を許可され、社殿工作物の造営内容整備等に津別神社造営會を通じ全氏子の熱誠により、現在の社殿を造営し遷座祭を執行した。昭和十八年三月二十四日村社に列格、昭和二十一年宗教法人となる。

雑記

　最寄駅は石北本線美幌駅で、当社から北北東(25度)へ16ｋｍの所にある。かつては相生線があった時は、津別駅が北へ0.4ｋｍのところにあった。
　町役場は東へ0.5ｋｍの所にある。

津別町について

人口等　　人口：約4200人　面積：717平方ｋｍ(厚木市の7.6倍)　人口密度：5.8人/平方ｋｍ　昭和30年代は人口 15000人を超えてゐた。　
開基　　活汲に旧土人救済事務所が置かれた明治１６年(1883)を開基としてゐる。活汲には津別町開基紀念之碑がある(碑文は活汲神社の雑記欄参照)。　
津別村の発足　　大正8年(1919)に美幌村(現美幌町)から達媚(たっこぶ)村、活汲(かっくみ)村、飜木禽(ぽんききん)村の3大字が分村、津別村(二級町村)となった。
　活汲は美幌寄りの方、達媚は津別市街や津別川上流域、飜木禽は達媚よりも網走川の上流域で共和から相生辺り。(2) 　
町制施行　　昭和21年(1946)町となった。　
国鉄相生線　　美幌から津別までの16.6ｋｍは大正13年開業、津別から相生までは翌年の大正14年に開業し36.8ｋｍの路線となった。昭和60年に廃止となった。　
津別森林鉄道　　木材運搬のため津別駅から南方へ向けて大正15年に着工、翌昭和２年に完成した。総延長43.8ｋｍ。昭和29年に風害を受け、風倒木処理後は輸送量が激減し昭和38年にトラック輸送に切替えられ廃線となった。(3) 　
崎陽軒のシウマイ弁当との縁　　シウマイ弁当は、羽田空港を昼過ぎの出発便に乗る際によく食べた。温かな弁当が販売されてゐる。箱は木製なのだが、町内の(有)三共が薄経木を、加賀谷木材(株)が厚経木を造ってゐる。(4)