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佐助稲荷神社(神奈川県鎌倉市佐助)

作成日 平成24年1月23日
追記日 ────────
よみ  さすけいなりじんじゃ
所在地  神奈川県鎌倉市佐助2ー22ー12(北緯35度19分28秒、東経139度32分21秒)  ゼンリン地図
HP  神奈川県神社庁 神社詳細 佐助稲荷神社
祭神  宇迦御魂命 ( うかのみたまのみこと )
 大己貴命 ( おおなむちのみこと )
 佐田彦命 ( さたひこのみこと )
 大宮女命 ( おおみやめのみこと )
 事代主命 ( ことしろぬしのみこと )
由緒  下社にある掲示には、つぎのやうにある。
相州鎌倉隠里 佐助稲荷神社由緒

 当社は源頼朝公の再建せし古社にして御祭神は 宇迦御魂命・大己貴命・佐田彦命・大宮女命・事代主命。
 往古頼朝公伊豆蛭ヶ島の配所にて、平家討伐を日夜念じをりし折、稲荷の大神気高き老翁の姿にて夢に 現れ給い、挙兵をうながし、その時期を啓示し給えり。
 頼朝公天下統一の礎を固めし後、稲荷神霊の加護に感謝し畠山重忠に命じ、佐介山隠れ里の霊地を選び社殿を 造建せしむ。人々の信仰きわめてあつく、出世稲荷としてその御神徳は広く関東一円に拡がりたり。
 さらに寛元の頃(十三世紀中)鎌倉に疫病流行せし時、佐介稲荷の大神再び奇瑞を現し給い、霊種をして薬草を 生ぜしめ病苦の者、ことごとく癒し給いぬ。
 以来、神威更にかがやき、商売繁盛、病気平癒、大漁満船、学業成就の霊験顕然足り。
   例祭 二月初午 正午

 「佐助」の名は、源頼朝の通称「佐殿(すけどの)」を助けたといふことで佐助といふらしい。
 また、古くは鶴岡八幡宮の飛地境内末社だったといふ。
参拝日  平成23年5月14日(土)
雑記  古都には甘味処があるのでうれしい。源氏山の南に延びる尾根を、鎌倉駅から西へ向って歩くと 諏訪神社があり、隧道をぬけ200m程の所を右(北)に折れ、少し行くとくずきりを出す店がある。 5月14日は、まだ暑いといふ程でも無いが、日向を歩いてゐると汗ばむ。新緑を眺めながら落着いた時を過せた。佐助稲荷 はこの先を左(西)に折れると先にある。


平成23年5月14日撮影 下社

平成23年5月14日撮影 参道入口 この先は長い階段

平成23年5月14日撮影 登り切ったら拝殿がある

平成23年5月14日撮影 奥にある、本殿

平成23年5月14日撮影 小祠が多数


佐殿(すけどの)  右兵衛権佐といふ官職があり、頼朝は13才で任じられ、30年間この官にあったといふ。敬意を払って「佐殿」 と呼ばれた。


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