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鳥屋諏訪神社(神奈川県相模原市緑区鳥屋)

作成日 平成29年7月30日
よみ  とや すわじんじゃ 地理院地図
参拝日  平成28年10月27日(木)
所在地  相模原市緑区鳥屋1140 (北緯35度32分50.57秒 東経139度13分8.82秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP等  神奈川県神社庁 神社詳細 諏訪神社
祭神  建御名方命 ( たけみなかたのみこと )
 天照皇大神 ( あまてらすすめおおみかみ )
由緒  新編相模国風土記稿巻之百廿一の鳥屋村の条に「諏訪社 村中ノ鎮守。例祭七月十五日。清真寺持。」とある。
 「1240年に村の鎮守として建立され」たといふ(1)
雑記  横浜線橋本駅から西南西へ距離12.7km、バス停「鳥屋郵便局前」から西へ100メートル余の所にある。バスの道程は、橋本駅から16.2kmある。先の神明神社参道入口からは、1.1kmあり、歩いた。

御本殿は、相模原市指定有形文化財に指定されてゐて、境内には案内掲示があり、次のやうに記されてゐる。
相模原市指定有形文化財(建造物)
鳥屋諏訪神社本殿

 この本殿は、桁行、梁行とも1.35mで、一間社宝形造(ほうぎょうづくり)、屋根は杮葺(こけらぶき)、四方に千鳥破風を置き、正面には軒唐破風を付ける珍しい形式です。また、向拝柱は全体に昇竜の彫刻を施すなど彫刻による装飾が非常に豊かなのもこの本殿の特徴です。
 本殿内の棟札に安永四(1775)年の再建年代及び大工の名が記されています。
 毎年八月中旬の神社の祭礼日に本殿がご開帳されます。
※この本殿は平成十二年に旧津久井町の指定文化財となり、合併により相模原市指定文化財となりました。
指定年月日 平成十九年四月一日  相模原市教育委員会

 大正十年十一月建立の元帥陸軍大将子爵川村景明書による「忠魂碑」がある。川村景明(2)は大正八年から帝国在郷軍人会会長を務められてゐた。
 隣には、昭和29年3月鳥屋村建立の「殉国之士」の碑がある。鳥屋村は、昭和30年(1955)に中野町・串川村・青野原村・青根村と三沢村の三井地区が合併して津久井町となり、津久井町は平成18年に相模原市に編入されてゐる。

 例祭では獅子舞が奉納される。獅子舞は昭和二十九年に県指定無形文化財に指定されたといふ。(3)

写真



御本殿

境内社(稲荷社)

平成二年伐採の御神木。年輪は366本を確認。

脚注
  1.  平成29年7月28日閲覧 鳥屋地域振興協議会 鳥屋ガイドマップ
  2.  平成29年7月28日閲覧 Wikipedia 川村景明
  3.  平成29年7月28日閲覧 相模原市観光協会 鳥屋の獅子舞


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